凱旋門賞 自信度B
今年は正統の欧州血統持ちの実力馬を重視して予想
かつ、ヨーロッパは日本と異なりチームプレー文化なので、
そのあたりも考慮して予想を組み立てて行きたいと思います!
◎エネイブル(英) 牝5 デットーリ58
Nathaniel×Sadler's Wells×Shirley Heights×イルドブルボン
(Sadler's Wells 37.50% 3 x 2、Nearctic 12.50% 5 x 5 x 4、Hail to Reason 6.25% 5 x 5
)
今更この馬の適正、実力は説明するまでもないですね!
実力、適正、臨戦過程と文句なしの馬で、
3連覇は手の届くところに来ています。
だだ、、、あくまで日本の例えで恐縮ですが、
最高峰のレースの3連覇には常に魔物のようなものが付き纏います。
3連覇が堅いと思われた場面でも、
ヒールやアクシデントに阻まれてきました。
ましてや今回は世界の最高峰である凱旋門賞
そしていくら怪物とはいえ、エネイブルは牝馬
ゴールドシップのような大アクシデントは考えにくいですが、
メジロマックイーンのように刺客に足を救われるようなことは、
あってもおかしくないと考えています。
それくらい、最高峰のレースを3連覇するという事は難しい、、、
最強の名牝に敬意は示しつつも、
あくまでも「堅軸」という評価での本命としたいと思います。
○ジャパン(愛) 牡3 ムーア56
頭まで期待出来る対抗という存在で、
やはり三連勝中という勢いと若さでヒール役となるならこの馬かな、、、と思わせる点で単勝も人気しています。
この馬はGalileo産駒なのはもちろんのこと、
母母父のSagaceが凄まじい馬で、
凱旋門賞の1着、2着を含めガネー賞やフォア賞などG1含めてロンシャンの重賞を5連勝した「ロンシャンの鬼」的な存在。
やはり、淀で咲き誇り淀に散った、
ライスシャワーのようなヒール的な役割はこの馬にしか担えないのでしょうか。
ジャパンはロンシャンで咲き誇り、
散らずにロンシャンの英雄となってほしいと願います。
▲ヴァルトガイスト(仏) 牡5 ブドー
Galileo×Monsun×Mark of Esteem×Acatenango
地元フランスの雄。
血統的には愛×独×英×独の欧州ミックスで、今年の予想テーマにピッタリと当てはまる。
ロンシャン競馬場は非常に得意としていて、
直近の勝利以外に、
じつは昨年の凱旋門賞でも4着入線している超実力馬。
ただし、過去血統分析でも書いたように、昨年の凱旋門賞はShirley Heightsの血を母系に持った馬が1、3着したレースで、
この馬も母系にShirley Heightsの血を持っている。
そう言った血統面で適正を示しての4着と考えると、
今年は昨年とのメンバー比較もそうだが、この馬自身どれだけ実力を付けているかという点が今年の凱旋門賞での着順の鍵になるかな。
少頭数、日本馬3頭に、急遽参戦の馬がいる事を考えると、馬券内の可能性は大きい馬だと思っています。
△マジカル(愛) 牝4 オブライエン 58
Galileo×pivotal×Indian Ridge×セクレト
そんな関係を彷彿とさせる、ライバルと呼ぶには黒星ばかり
でもいつか逆転してくれるような期待をしてしまう
そしていつも気づけば最強の名牝の直後には、その馬がゴールを駆け抜けている。
そんな存在で、ここでも当然普通に有力な存在です。
逆転の機会が、この最高峰のレースでの偉業ストップとなるのか。
ヒールか、ヒーローか、それとも再び後塵を拝してしまうのか。
この馬とエネイブルの勝負は、
今年の凱旋門賞の注目ポイントの一つです、間違いなく。
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馬券的な予想には日本馬は入れませんでしたが、もちろん応援しています!
偉業は3連覇か、それとも日本悲願の凱旋門賞制覇か。
はたまた欧州馬の新チャンピオンが誕生するのか。
少頭数となりましたが、
我々日本の競馬ファンにとっても非常に見応えのあるレースとなりそうです。
馬券も、京都大賞典と毎日王冠は抑え目で我慢した分どっさり購入します(笑)