競馬予想が楽しくなる予想ファクター10選 前編

競馬予想のファクターは非常に多岐に渡ります

 

自分も今までいろいろな予想を試しては、

馬券を的中したり外したりを繰り返してきました

 

競馬予想というのは不思議なもので、

一つの予想方法を強く信じすぎると、

他のファクターでは不安要素満載なのにすごく当たりそうな気になるし、

逆に色々なファクターを予想に組み入れすぎると、

「買えない馬」がいなくなってくるし、

「人気馬の粗探し」に熱が入って根拠を求めてしまうんですよね・・・(笑)

 

ただ、間違いなく色々な知識が有った方が競馬予想の精度は上がるし、

何より予想がとても楽しいです!

最近は競馬サロンで詐欺にあったなどの話もよく聞きますが・・・

 

競馬の一番の幸せは「レースまでの予想の時間が楽しくて充実している事」ですよ。

これは10数年、本気で競馬をやってきた私が断言できます。

「競馬予想がしたくて競馬をやっている」と言っても過言では無いくらい、

競馬予想という遊びが好きなんです(^^)

 

まあ・・・前置きはこれくらいにして、

早速競馬予想が楽しくなる予想ファクターと、あなたの予想に新たな着眼点を与えてくれる、予想ファクターをテーマにした良書10選を紹介していきましょう(^^)/

 

■第10位 馬主予想(オーナーサイダー)

 

馬主と生産者にスポットを当てた予想方法に関して、

第一人者の小宮城氏の予想方法に関する本です。

「中山ダート1800mでの馬主別成績」

「NFの威光が届かない短距離路線に特化して賞金を稼いでいる馬主は・・・?」

などコース別に馬主の思惑を根拠としてレース成績を掲載しているなど、

実践で早速活かせる予想ファクターです。

競馬新聞には、馬主は必ず馬柱のところに記載されていますからね!

 

自分は「ご当地馬主」の考え方が好きで、特にローカル開催などでは美味しい馬券を何度か取らせてもらいました(*^^)v

 

■第9位 単複馬券術(単複論)

 

最近はYouTubeでも重賞の推奨穴馬を解説している、

境和樹氏の書籍です。

基本的に血統ファクターを重視して予想をする方ですが、

その馬券哲学は徹底していて、

単勝複勝しか購入しない」という考え方です。

これはつまり、単勝複勝でも十分収益となり得るという事、

言い換えれば複勝的中のみでプラスに出来るような穴馬が好走するレースを狙って、

資金を投入するというものです。

 

馬の予想が折角上手く言ったレースで、

馬券を外してしまう。

「予想上手の馬券下手」になる可能性を最大限排除できる単複のみで勝負する、

という考え方には非常に共感しました。

 

■第8位 ウルトラ回収率

この本もどちらかと言うと実践系。

即日馬券に反映させることが出来る本です。

 

各競馬場のコース別に、集計期間内のデータを元に、

枠順、血統、騎手、馬主、生産者、前走成績、前走位置取り、前走上がり

などの要素から複勝率や複勝回収率の高い条件をピックアップし、

今回レースの好走馬をあぶり出すという予想方法の本です。

 

鵜呑みにしてそのまま馬券を買うだけではもったいないのですが、

この本を読んでどの騎手がどのコースで実は穴を空けやすいのか。

どのコースとどのコースの成績がリンクしているのか、

など色々な要素がデータから見えてきます。

 

YouTubeの動画で言うと、

邪推師GANMAさんの「ヒモトキ」をコース別に本で一覧にしたような書籍ですね!

 

■第7位 ラップタイム予想

 

血統だけで

〇〇産駒はキレる

〇〇産駒は早い上がりが使えない

など判断してしまいがちですが、競馬はそんなに単純なものではないので悩ましいです。

 

このラップタイム分析に関する良書は、

具体的なレースの全体時計、上りタイムから競走馬の実際のレベルを判断し、

人気に関わらず次走以降狙えるのかどうか・・・?を判断するのに非常に役立ちます。

 

もちろんタイムだけでその馬のチカラの全てがわかるわけではありませんが、

「なんでこの馬こんなに人気ないの!?(馬は強いのに騎手、生産者、厩舎が地味なため)」とか、

逆に「なんでこの馬こんなに人気してんの?(血統などプロフィールが派手で人気先行)」という危険な人気馬を見つけ出すのにも、

非常に重要な考え方、視点になってきます。

 

また「金になる“ハイレベル馬"で儲ける単純な方法」の方の書籍は、

芝に限定して新馬・未勝利~1600万下までのクラス別における、

各コース別のレベル判断基準時計、上り3Fの基準タイムを記載してくれているので、

自分の中で「勝ちタイムの判断基準」を持つのにも非常に役立つ本で、

是非一度は読んで頂きたい本です!

 

■第6位 遠征予想

 

上述した「馬主予想」や、

この後後編で紹介する「厩舎予想」にも通じる考え方の本ですが、

「わざわざ遠征費用をかけて東から西へ。西から東へ遠征するからには、

勝負がかりである陣営も少なくない!」という考えを元に、

遠征馬でオイシイ馬券を狙い撃つという予想に関する本です。

 

現在の日本競馬では関西馬が優勢なので、

東京や中山に遠征する関西馬はどうしても人気してしまいますが、

実際かなりの割合で馬券になっていますよね。

 

また逆に関東からの遠征馬は関西ではあまり人気しない傾向。

ただ、「わざわざ遠征をするからには何か勝算有ってのこと」という場合もあるわけで、

その遠征が勝負がかりなのか、それとも重賞馬の帯同による遠征なのか?などをしっかり見極めて的中率と回収率を上げていこう!

という本で非常に勉強になる視点でした。

 

 

 

・・・以上、前編でした。

どの本も各予想ファクターのスペシャリストがデータ集計し、

分析を行っているので、

非常に参考になりますよ。

 

そして何より、私が競馬予想において最も重視したい「着眼点(予想方法自体とそれにより導き出される好走馬のオリジナリティ)」を養うのに、

こういった本を参考にするのは非常に重要です。

 

もちろん、競馬仲間と話をするときの引き出しも増やせますしね(*^^)v

 

是非参考にしてみて下さい!