阪神芝ではある特殊なバイアスが働いていた
1つ目は芝のタイムが早かったこと
ジャパンCで超絶レコードの立役者になったキセキがいたとはいえ2分10秒8というレコードとコンマ0.7秒差の好タイムその前に行われた同じ2200メートル戦7レースの1勝クラスでも、2分12秒8というタイム
そして続く8レースでも1分45秒6というタイム
この日の阪神芝は時計が出る馬場だった
そして2つ目は血統バイアス
宝塚記念は
2着がキセキ(父ルーラーシップ)
3着がスワーヴリチャード(父ハーツクライ)
7レースは
1着が2番人気のクリュデュクール(父ハーツクライ)
2着が1番人気のアールスター
そして4レースの芝1600戦の未勝利では
この日は、やたらとトニービン保持種牡馬の産駒が馬券になっていた
※勝ち切っていた
リスグラシューは確かに強い
有馬記念で好走どころか勝って引退の花道を飾る可能性も、その実力も実績も十分にある馬だと思う
ただ、この馬を評価する時に、
という発想は非常に危険だということです。
前走もあくまでオーストラリアのG 1だったし、
宝塚記念と同じく一線級の牡馬と戦った金鯱賞ではダノンプレミアムに敗れている
今回、今の日本競馬界の最強ホース達が揃う一戦
宝塚記念よりも明らかにメンバーは揃ったし、
宝塚記念の日のようにバイアスの恩恵が受けられる可能性も低い
ましてや有馬記念は、
今までハーツクライ産駒が勝ちきれていない舞台でもある
リスグラシューは素晴らしい馬
舞台が変わっても距離が変わっても国が変わってもいつも全力の走りを見せてくれる歴代最高レベルに名を連ねる名牝だと思う
だが、、、
この馬の頭は人気ほど可能性は高くないと考える
この馬はジェンティルドンナではなく、
クイーンズリングのほうだと考えている
そしてやっぱりグランプリの同一年牝馬制覇の壁は大きい
増して、今年のメンバーなら尚更
そういう見えない壁も、この馬には働くと思います
個人的に、
一週前追い切りの映像を見て素晴らしいと思った馬達を挙げます
状態抜群だと思える馬達です
↓
https://blog.with2.net/link/?2001983
明日の最終追い切りも、非常に注目度が高いですね!