本日は以前にご紹介した、
「競馬の予想ファクター紹介」の中編です!
これは私の持論なのですが、
競馬の面白さはその「予想ファクターの豊富さ」にあると思います。
そして、中級者以上の競馬ファンが馬券的中に苦しむ要因もそれ。
つまり、取り捨ての選択肢が多すぎて、
素直に強い人気馬を買えず外してしまったり、
初級ファン時代には目もくれなかった穴馬の買い材料を見出し、
買い目に入れてしまったりしてしまう訳ですね。
※もちろんそのおかげで大きい馬券が取れたりもする訳ですが・・・
継続的に見るとムダ買いが多くマイナスになってしまう事が多いと思いますね。。。
しかし、それを承知の上で言いたい。
「競馬予想は色々な角度から分析できる視点と知識があればあれだけ面白くなる!!」
と。
その上で自分の馬券スタイルに合う予想方法を重視したり、
血統や馬体、オーナー、厩舎・・・などなど。
一つの予想ファクターのスぺシャリストを目指すのはアリだと思います。
ただ、自分の10数年の競馬ファン人生で経験してきたので断言できますが、
やはり色々なファクターを知っていた方が面白いです。
そして何より、それぞれ関連性も強いのでリンクする事によるシナジーが生じます。
ex.「オーナー×厩舎×騎手」「厩舎×コース×血統」「展開予想×血統」・・・など。
それでは、
私が特に重視しているファクターと、
そのファクターにおける良書(テキスト)をご紹介します(^^)/
■第5位 馬体予想
「馬体は語る」は、当初一口馬主の出資馬選定における勉強用として購入しましたが、
読み進めていくうちに競争馬の体の構造が分かり、
馬券の予想にも活かせるのでは・・・と考えるようになりました。
一口馬主をしている方にはもちろんおススメですが、
特にパドック派の競馬ファンの方にも非常におススメ出来る馬体の分析書です。
特に、「各有力種牡馬別の走る産駒の特徴」のコーナーは目から鱗でした。
同じ馬体観察でも、種牡馬によって傾向が異なる。
これは今後の予想や一口出資馬分析でも大いに生かしていきたい考え方です。
「馬はなぜ走るのか」も非常に分かりやすく競走馬のメカニズムを解説してくれている本でした。
競走馬の心や体の仕組みと、それによって生じる適性の偏りなどについて、
非常に分かりやすく解説されています。何度も繰り返し読みたいテキストでした。
■第4位 騎手予想
これは皆さんお馴染みですかね。
ひと昔前であれば岡部幸雄や武豊、横山典などの「レジェンドジョッキー」やアンカツ、岩田、ウチパク、戸崎など地方出身の「追える騎手」
そして最近では何といっても「外国人ジョッキー」ですよね!
人気になるジョッキーは基本抑えなくてはいけないのですが、
そんな中でも切り時や鉄板条件をしっかり見極められること。
そして何より、乗せるのはオーナーや厩舎であり、
「陣営の思惑=騎手手配=勝負気配」という部分をしっかりと読み取って、
今後も馬券に反映させていきたいと思います。
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■第3位 生産者予想
これは特に、重賞やG1戦線において重要なファクターですね。
オーナーサイダーともリンクする部分が大きいです。
とりわけ、
近年のG1戦線では「ノーザンファーム独占状態」と言って過言では有りません。
先日ホープフルステークスを制し、
最優秀2歳牡馬に選定されたノースヒルズ生産のコントレイルは、
非常に稀有な存在でキタサンブラック、ダノンプレミアム依頼の「非社台系王道路線G1馬」としての活躍が今年期待されます。
あとはスプリント~マイル戦線及びダート戦線ですね。
マイル戦線とダート中距離戦線の中央G1は既にノーザンファームの浸食度合いがマシマシになっている状態ですが・・・
(ex.ヴィクトリアマイル、安田記念、マイルCS、チャンピオンズカップ)
スプリント路線はノーザンファームの威光が目指す馬づくりとは反している舞台であり、
まだまだ他の生産者(特にダーレージャパン=ゴドルフィンが有力ですね)が勝利するシーンも続くと考えています。
最後に、フェアリーSの血統注目馬をご紹介します↓
https://blog.with2.net/link/?2001983
荒れるレースなので、
楽しみです!
今回はここまで(^^)/
第二位と第一位は結構力を入れて解説したいので、
後編で記載します(笑)