東サラ2018年産 再レビュー(馬体編)

「ああ、やはり馬体による相馬は重要だ」

 

この1年自分の出資馬の戦績や馬体の見方の勉強を重ねて、

常々そう思うようになりました。

昨年までは血統を最重視していましたが、

今年はさらに馬体をしっかりと見て出資判断をしていきたいと思っています。

 

例えば自分の出資馬で言うと、レッドライデン。

 

この馬は決して活躍しているとは言えないエイシンフラッシュの産駒で、

母系はダートの血統という馬。

兄のレッドランサーに出資しているという思い入れももちろんありましたが、

友人と「馬体の上品さとバランスに惚れた!」という理由で共に出資を決めた馬です。

 

まあ、こういうのは結果論とも言えちゃうんですが、

結果として非常に丈夫に活躍してくれていて、

3歳6月の時点で休むことなく8戦2勝の成績を上げてくれ、

芝の短距離で素晴らしいスピードを発揮してくれています。

 

そしてその2年前。

入会時期の関係で非常に選択肢が少ない残口馬の中から、

馬体に一目惚れして出資した馬がそう、レッドフレイでした。

 

フレイは脚元が丈夫ではなくデビューも遅かったし休み休みの出走しか出来ていませんが、

素晴らしいポテンシャルの持ち主でここまで4勝を上げついにOP入り。

ここまで9戦4勝で(4-2-1-2 ※4着2回)という素晴らしい成績です。

 

あくまで個人的な意見なので参考程度で見て欲しいのですが、

やはり重要なのは「バランス」です。

・馬体全身のバランス

・前肢と後肢のバランス

・パーツごとの長短や太細のバランス

・活躍イメージと馬体重のバランス

 

なかでも全身のバランスは非常に重要と考えます。

一口出資をされるような方は毎週毎週馬を見ている方々でしょうし、

多くの活躍馬を目にされてきたかたばかりだと思います。

 

そういった我々の目で見た時に、

フィーリングで「いい馬体だ!!」と感じる印象は、

正しい事が多いのではないかと思うのです。

 

さあ、前置きが長くなりましたが、

昨年募集された東京サラブレッドの募集馬たちの馬体を再度確認して、

何頭か目立つ馬を改めてレビューしていきましょう!

※自分の出資判断力や相馬力を上げるためのメモなので、あくまでも参考程度にご覧ください・・・(笑)

 

■Aランク(特に良く見える馬)

・レッドジェネシス(リュズキナ18)

昨年の募集時にも最高ランクの好評価をした馬ですが、

1年経って益々すばらしい馬体になりました。

 

ディープ産駒らしい上品な線の細さを感じるのに、

決して弱々しくはなく。全身のバランスも素晴らしく芝の王道路線で活躍するイメージがすんなり湧きます。

 

育成場でも評判の様ですね。

友道厩舎の馬ですし、順調にクラシックで活躍してほしいエース候補ですね。

 

・レッドフランカー(スタイルリスティック18)

急上昇してきたのがこの馬。

最新の場体重で460Kgと、短距離戦線で戦っていくにはもうちょい体重が欲しいですが

、全身のバランスと前肢、後肢共に程よい丸みが素晴らしい馬体。

立ち姿からも落ち着きと丈夫さがうかがえ、素直に「出資しとけばよかった~!」と思ってしまいました。

 

短距離~マイルで強い、坂路主体の音無厩舎というのも、

この馬にはすごく合いそうです。

 

まずは、朝日杯FS。そして来年はNHKマイル。大舞台での活躍も期待したくなるような、素晴らしい馬になってきたなという印象でした。

 

 

 

■Bランク(良く見える馬)

・ルージュフェリーク(ルーヴインペリアル18)※出資馬

ひいき目なしに見ているつもりですが・・・(笑)

この馬は全身のバランスと馬体重がすごく安定していていい感じ。

非凡さを感じるような雰囲気の馬では有りませんが、

順調に、ケガなく成長してくれそうな馬でとても楽しみです。

 

2歳~3歳春の間に、重賞に出走してくれたらうれしいな、

という感じです。まずは勝ち上がりを!

 

 ・レッドベルオーブ(レッドファンタジア18)

募集時はリュズキナ18の方が全然よく見えるし、

兄のレッドベルジュールにも似ている、と思っていたのですが、

ここに来てこの馬はグッと良くなったな~という感じです。

 

毛色が違うのですが、

最新の馬体写真の筋肉の付き方やトモの雰囲気はレッドベルジュールそっくりで、

さすが兄弟だな、という感じになってきました!

この馬も活躍舞台は芝王道路線で、兄ベルジュールが果たせなかったクラシック出走をかなえて欲しいですね。

 

 

・レッドヴァイス(ライカート18)

芦毛なので分かりにくい面も有りますが、

この馬も大型馬ながら重苦しい感じを全く感じない良い馬体です。

力強さと後肢のボリュームが特に良い。

キズナ産駒は短距離で活躍する馬が目立っていますが、

この馬も胴が短めで筋肉がよく発達しているので、

恐らく1200~1600ベストの馬になるでしょう!

 

 

・・・以上、今回はこの5頭をピックアップしました。

まずは、5頭全て勝ち上がって、相馬の正しさを証明してくれると嬉しいのですが(笑)

 

今年のカタログも楽しみですね!!

それでは(^^)/