さて、今回はPOG指名馬の中編という事で、
私が入会している東京サラブレッドクラブより、
指名した馬をご紹介していきます。
やはり、東サラは毎年応援しているクラブですし、
自分の出資馬以外にもかなり関心を持っていますからね(^^)
■指名馬
①ルージュフェリーク(ルーヴインペリアル18)
【狙いどころ】
芝マイル~中距離
【血統】
母父:Giant's Causeway
母母父:Nureyev
【厩舎】
尾関知人(美)
【生産】
【馬主】
【コメント】
またもや海外種牡馬の産駒です(笑)
この馬は血統に惚れて、一口馬主としても出資しております。
父ゴールデンホーンはで、
デットーリを背に英ダービーや愛チャンピオンS、そして凱旋門賞を制した欧州の名馬です。
日本ではまだ産駒が3頭しか出走しておらず、
勝利数もターキッシュパレスの1勝のみというほとんど未知な状況です。
フェリークは母ルーヴインペリアルの初仔なので、
繁殖側もまだ実績は有りません。未知×未知のチャレンジングな組み合わせですね。
この馬の血統的な魅力は様々有りますが、
私の持論ですが、「日本の芝路線で今後ブレイクするのはキングマンボ系とダンチヒ系の牝馬である」と数年前から考えています。
キングマンボ系はアーモンドアイがそれを達成してしまったので。。。(笑)
月並みにハービンジャー産駒でも良いのですが、
ゴールデンホーンの未知の魅力は非常に魅力的ですね。
そして、2点目が特に牝馬で相性の良い血であるヌレイエフの4 x 3のクロスの存在。
一見重めに振れそうな血統ですが、牝馬で有る事で緩和されるのが一点。
そして、産駒が日本の短距離芝で実績を上げている母父ジャイアンツコーズウェイの存在です。
フランスの芝で自身や産駒がG1で活躍している祖母Louveterieの血を刺激して、
かつ日本の芝向きの軽さを補う素晴らしい配合だと考えています。
指名馬であるというひいき目はもちろんありますが・・・(笑)
指名数も少ない馬ですし、POGの穴馬としてかなり楽しみな存在です!!
あとは、馬体も素晴らしく見栄えがしますね(*^^)
②ルージュジェイム(ジェイム18)
【狙いどころ】
芝短距離~マイル
【血統】
父:Fastnet Rock
母父:Amadeus Wolf
母母父:Rossini
【厩舎】
小島茂之(美)
【生産】
三嶋牧場
【馬主】
【コメント】
こちらは日本でも芝を中心に実績のある、
ファストネットロックの産駒です。
ジェイムのポイントは、なんと言ってもダンチヒ2×4の大胆なクロスでしょう。
また祖母のジョコンダIIは名繁殖で、サトノクラウンやライトニングパールといった一流活躍馬を輩出しています。
これですよ。
このワールドワイドな感じですよ。
ノーザンダンサーは正にその代表ですが、
世界の各地で活躍馬を出せるという事は、それだけタフさと変化への対応力が優れているという事なんです。
シャトルサイアーで、日本でも数多の実績のあるダンチヒの系統で、
母系も日本だけでなく複数国で活躍馬を出しているという事で、
単に良血というだけではない、奥深さのようなものを感じて、この馬には出資とPOG指名を決めました。
残念ながらひと頓挫あり現在は様子を見ながらの再始動中ですが、
大人しい性格で夏を超えてグンと変わりそうとのコメントがあり、
遅デビュー組として桜花賞→NHKマイル路線を目指して頑張ってほしい馬です。
頓挫も有りましたし、POG的には全くと言って良いほど注目はされていません!!
こういう穴馬もポートフォリオには必要ですね笑
メラグラーナのような活躍を期待しています。
③レッドフランカー(スタイルリスティック18)
【狙いどころ】
芝短距離~マイル
【血統】
父:リアルインパクト
母父:Storm Cat
母母父:Silver Hawk
【厩舎】
音無秀孝 (栗)
【生産】
【馬主】
【コメント】
レッドジェネシス(リュズキナ18)じゃないんかい!という感じですが・・・
ジェネシスは大人気ですし、激戦区の芝中距離向きだと考えていますので、
東サラの馬には短距離~マイル路線の活躍を期待してこちらを指名する事にしました。
繁殖の実績的には、東サラ所属の兄達が芝路線中心に活躍をしています。
この馬は、とにかく馬体が素晴らしいですね。
バランスが取れていて、かつ短距離向きの頑健さもある。
活躍舞台は明らかにマイルまで、という感じで、
坂路主体で馬を鍛える音無厩舎との相性もいいでしょう。
ジェネシスも素晴らしい馬に見えますが、
POG期間で見るとこの馬のほうが賞金を稼ぐのでは無いでしょうか。
人気もそこそこなので、中穴ホースとして期待しています。
次回は、後編で残りの期待馬4頭を分析、ご紹介していきます😃