ハイデフィニションの19
母イスラコジーンの持つコジーンのスピードとクラフティプロスペクターのパワーで、
古馬になって短距離路線にシフトしていきました。
それでも3歳時は皐月賞を勝ってダービーや天皇賞秋で好走してしまうのですから、
そのポテンシャルはフジキセキ産駒の中でも随一でしょうね。
おそらく種牡馬としては芝短距離〜2000、ダート短距離〜1800の馬を、
母系との配合に応じて出していく器用なタイプの種牡馬になるんじゃないかと見ています。
本馬は5月生まれながらすでにある程度バランスの取れた馬体で450Kgちょいと馬格もそこそこですが、
まだ少しトモの発達が甘いかなと言う印象。
血統的にはクラフティプロスペクター4×3のインブリードが印象的で、
更にインリアリティを重ねることで父の持つパワーの要素を強化している配合なので、
おそらく主戦場は母と同じダート短距離になるんじゃないかな、と思いますね。
仕上がりは早そうな血統と馬体ですし、
2歳〜3歳前半までは芝で試してみて、その後ダートという路線も有りでは無いかと思います。
価格も手頃な感じですし、良い一頭なんじゃないかな。
評価:▲