パゲラの19
母パゲラはドイツのG1であるバーデン大賞で3着に入線した他、
G2のオークストライアルでも2着した実績のある馬。
血統的にも欧州要素満載の馬で、
父ダイワメジャーとの組み合わせでは芝向きの適正や、
スタミナの補完をしてくれる配合でしょう。
産駒の重賞級レースでの活躍は頑なに1200~1600に集約されています。
ダイワメジャーが種牡馬としてノーザンテーストや母系に入る米血のパワーとスピード、
突進力のようなものを、強く伝えている証でしょう。
その為、もう一つの特徴として基本先行しないと厳しいという、
アメリカ競馬に通じる特徴を持っていますよね。
とにもかくにもまだ小さすぎますね・・・
重賞勝ちの活躍をしている産駒は、
牝馬でも450Kgを下回っている馬はエクセラントカーヴ (420kg台)一頭のみ。
その他の有力馬はレシステンシアやらミスパンテールやらレーヌミノルやらメジャーエンブレムやら。
牡馬顔負けの馬格を活かしたレースぶりで活躍している馬ばかりですからね。
いくら重賞レベルの活躍は望まない方でも・・・
ハナから馬格的に厳しい馬に出資するという選択肢は取りにくいでしょう・・・
見送りが妥当だと、個人的には考えます。
評価:△