三冠馬が3頭出走という世紀の一戦になった今年のジャパンカップ。
以前メイショウサムソン、ウオッカ、ディープスカイという三世代のダービー馬が激突というジャパンカップが有りましたが、
その時以上の盛り上がりを見せていますね。
(ちなみにその時に買ったのは、Mデムーロ騎乗のスクリーンヒーローでした。)
今年は果たして・・・
三強決着か。あるいはヒール役が騒然とさせるのか。
楽しみなジャパンカップになりましたね(^^)
ジャパンカップ
◎ワールドプレミア
ディープインパクト×Acatenango×Be My Guest×Elektrant
という累代配合で、欧州(特にドイツ)色が強いステイヤー。
兄のワールドエースや弟のヴェルトライゼンデ以上に加速に時間がかかるタイプで、
逆にドイツ血統の影響が強くONになっていると考えると、
時計のそこそこかかる東京2400というのは条件としてはすごく良いですね。
三冠馬が3頭も出走してくる世紀の一戦ですが、
その分「何とか出走させてきた」感も強いアーモンドアイとコントレイル。
特にコントレイルは矢作調教師のインタビューからも、
なんとか当週に一気に良くなったと言う事で、
やはり前走までの蓄積したダメージが抜けきれていない。
この頂点のG1で、しかも人気であれば馬券的には手を出せないかな、、、と。
アーモンドアイはロードカナロア産駒ですが、
母系からパワーとスタミナを補完して3歳時は2400でも素晴らしいパフォーマンスを出せていました。
しかし昨年暮れの有馬記念ではアッサリ敗退しましたし、
5歳になった今、一昨年以上にタフな馬場&得意の内伸びが出来ない中で、あれだけハイパフォーマンスをした天皇賞から中3週では、、、?
であればデアリングタクトなのでしょうが、
今年の3歳牝馬は明らかにレベルが疑問符で、
ラッキーライラック、サラキア、スカーレットカラー、プリモシーンがいる5歳世代
クロノジェネシスやグランアレグリアがいる4歳世代とは明らかに世代レベルが違います。(実際に今年の3歳は古馬対戦で全体的に苦戦、、、)
ということであれば、
ここは3強に大金ドカンではなく、
相対的にオッズがついているこの馬がヒールになってくれるのを応援するジャパンカップにしようかなと(^_^;)
この馬の加速力の無さは明らかに母系のドイツ血統のスタミナ面が強く出ているからで、
兄ワールドエースや弟のヴェルトライゼンデよりも、
ステイヤー気質。
ドイツ血統は距離延長×左回りの臨戦が最高なので本当はステップレースを使ってほしかったですが、、、
その分オッズが付くと割り切ります。
今週馬主が結婚を発表したので、武豊が空気を読まずご祝儀Vしてくれるのも期待していますw
友道厩舎はこのレース強い厩舎ですし。
その点もここ狙いでいきなりやれても、と思うのですが。
追切はもともとあまり走らない馬ですからね(^^)
○https://blog.with2.net/link/?id=2001983
ディープインパクト×Scat Daddy×Seeker's Reward×Liloy
というこちらは米血主体の配合ですが、
母ソラリアは南米チリの芝クラシックディスタンスでG1を勝っている「チリのダイワスカーレット」と言われている(?)馬。
この馬のクラシックディスタンス適正は父と母からバランスよく受け継いでいるものだと考えられますね。
コース追い主体の国枝厩舎で坂路調教なのが気になりますが、、、
まあ今回だけでなく紫苑Sや秋華賞も坂路追いだったので、馬の特性に合わせているのかな、と。
今回陣営からは逃げ指示も出ている?みたいでアーモンドアイの花道サポート約という見方もありますが、、、
この馬はいつも直線早めに前に立ちすぎて、フワッとしたところを差されるという負け方で、
特にオークスやオールカマー、昨年のJCではそれが顕著に出ていました。
逆に秋華賞や京都記念では、同世代のモンスターに置いていかれてしまって完敗でしたが、
脚色は負けていないのでしっかりと連帯は確保してきますね。
差されてからは明らかに粘り脚を見せているので、
そういった面で今回も馬券内の期待は出来るかな、と。
昨年は単勝勝負して悶絶しましたが、
今年は頭でなくあくまで馬券内期待で買おうと思います(^_^;)
世代レベルも高い中で相手なりに走れる実力馬なので、、、
▲https://blog.with2.net/link/?id=2001983
世代レベルの疑問があるとは言え、この馬が抜けているのは間違いないですからね。
ローテーションもここ狙いで追いきりもすごく良い。
△アーモンドアイ
△コントレイル
少し3強に逆らう感じにはなりましたが・・・
やはりこれだけの馬が土をつける覚悟でここに出走してきてくれたのは、
競馬ファンとしては本当に感謝したいです。
とにかく全馬無事に。
この世紀の一戦に心から敬意をもって観戦します!