2020年チャンピオンズカップの予想

チャンピオンズカップ
◎タイムフライヤー
昨年と同じ1番枠を引けましたが、
昨年と大きく違うのは鞍上。
昨年はジャパンカップを買った翌週で、
使い切った感のあったマーフィーが騎乗。
中京ダート1800は非常にトリッキーなコースで、
流石の欧州の天才も対応出来ず終始内に閉じ込められたまま脚を余す苦しいレースになりました。。。

今年は人気薄ウェスタールンドで最内こじ開けて連対した経験のある藤岡兄が騎乗。
今年のフェブラリーステークスではテンのスピードが良く、内枠からスムーズに先行して一旦直線で先頭に立ってあわやというシーンも有りましたが、
やはり短期外国人ジョッキーの騎乗で仕掛けのタイミングが明らかに早かった。
前潰れの展開で唯一掲示板に乗れた先行馬でした。

このレースは血統としてもデピュティミニスター系持ちや芝中長距離向きの血が相性良く、
ハーツクライ×ブライアンズタイム×アルザオという芝向きの血統も○

近親(母の兄)にダートの名馬タイムパラドックスがいますが、
タイムパラドックスも8歳の11月にJBCクラシックを勝っていて、
6歳シーズンから大活躍した晩成の馬でした。

松国調教師最後のチャンピオンズカップ
意欲的に仕上げられていて、
ここは人気以上に買える馬だと見ています。

 

○チュウワウィザード
戸崎のテン乗りが少し不安ですが、
昨年は明らかに直線で詰まっていた影響があり、
それでも4着でした。
距離が短いと言われていますが、
今年はある程度時計の掛かりそうな馬場であり、
かつ逃げたい馬が多くいるのでペースも流れると予想。
1400、1600ベストの穴馬がけっこう出てきていますが、
そういった馬がバテてこういうステイヤータイプが差し込んでくると考えています。
過去を見ても芝ダート兼用タイプのミスプロ系の血が良く来ていて、
父キンカメでティンバーカントリー持ちの血統も向いていると思われます。
大井では完敗しても、中央の左回りなら、打倒クリソベリルも可能ではないかと。

 

▲クリソベリル
実力、血統ともに素晴らしいですが、
昨年のこのレースは斤量の恩恵もあって、
かつ常に内々で進めて直線もキレイに抜け出せてあの僅差。

姉のマリアライトも兄のクリソライトも、
左回りはほとんど実績を残せなかったので、
恐らく左回りはあまり上手く無いのではないか、、、と。
かつ今年は大外で、昨年のようなレース運びは絶対に出来ない。
追いきりもダンビュライトやサンライズノヴァに遅れてしまっていたので、
ここは1倍台の信頼はないのでは、、、??と。

ロスはありますが、
逆に揉まれたり閉じ込められる心配の無い枠なので、
実力は出せそうですが。
ここで、勝たれたらお手上げで、負けるならココだなと思います。

 

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ディープスカイ×ブライアンズタイムというスタミナ豊富な組み合わせで、
消耗戦なら圏内はあるかな?と。
不器用さがある馬で中京のペースアップダウンは心配ですが、
それでも元は芝重賞でやれていたくらいの馬なので、
ダート一辺倒のメンバーの中では、不器用さも隠せるのかな、と。
頭は厳しいかと思いますが、、、3着粘り込みはありそう。