ノルマンディー2020年募集馬㊶ワイルドシンガーの19

ワイルドシンガーの19

 

 

今年の新種牡馬として注目度の高かったミッキーアイルの産駒。

初年度からメイケイエールが阪神ジュベナイルFで有力視されるなど、

今後もマイル路線で有力な馬が出てきそうな気配が強く楽しみですね!

 

この馬は、北海道セプテンバーセールで440万円で落札された馬。

募集総額1,200万円(30,000円/一口)という価格ですが、

馬の見栄えやバランスの良さを考えると高いな、という感じはしないですね。

 

1次募集馬も含めて、

馬の見栄えはかなり上位の方に入るのでは無いかと思います。

 

ただ・・・

一つネックとしては母父ワイルドラッシュ、母母父ジャイアンツコーズウェイ、母母母父シーキングザゴールドという母方の血統構成。

 

本馬が牡馬であればダート路線での活躍を期待できたのですが・・・

やはり牝馬ですしこれだけバランスの良い馬体の持ち主なので、

芝での活躍を期待したいところ。

 

母父ワイルドラッシュの馬は上位賞金獲得馬のほとんどが牡馬ですし、

殆どがダート馬。

牝馬の上位馬も1位がヘニーヒューズ産駒のタマモカトレアですし、

2位がエンパイアメーカー産駒のスペクター、

3位でやっと芝馬のバゴ産駒ワンダフルラッシュが出てきますが、

この馬もまだ1勝クラスを勝ったところ(^_^;)

 

ただ、残念ながら故障で引退してしまいましたが、

フラワーカップ2着のエールヴォア(父ヴィクトワールピサ)も母父ワイルドラッシュ産駒でしたが芝馬だったので、

そちらに適正が振れれば・・・というところ。

(もっとも、エールヴォアは母母父トニービンに母母母父ディクタスで芝向きの血が豊富でしたが(^_^;))

 

うーん。

人気しそうなので様子見できるかどうかというところですが、

イメージよりもお買い得な馬では無い気がします。

 

評価:△