【ノルマンディー】2021年三次募集馬評価(デリキットピースの19)

さて、お次はキンカメ産駒のラストクロップという、

非常にエモい(?)一頭です。

 

※ちなみに・・・総合評価は◎、◯、▲、△、✕の5段階評価でいきたいと思います。

 

デリキットピースの19(牡馬 社台ファーム)3月26日産まれ 
栗東・吉岡辰弥厩舎入厩予定 募集総額 2,960万円/1口出資額74,000円
 

 

 

 

馬体・歩様面

526kgと雄大な馬格を誇る大型馬です。

しかしクラブからのコメントにも有るように、

まだまだ成長、良化の余地が大きいと感じられる馬体で、

トモ高で立派な馬体なのに少し若さというか幼さのようなものを、

まだ感じます。

 

全体的に比較的シャープな体つきで繋ぎはやや長め。

適正イメージは芝の中距離で持続性を発揮する馬という印象です。

 

良血馬らしく、顔つきも馬体も欠点が無さそうで、

歩様も調教動画もこれと言って文句の付け所のない馬に見えます。

この価格なら十分納得出来る水準ではないかと!

 

血統面

上記したように、偉大すぎる功績を残した父キングカメハメハのラストクロップという事で、その点でも注目が集まります。

母父ホワイトマズルはリファール系の中距離馬で、

アサクサキングスイングランディーレニホンピロアワーズなど個性的な名馬を輩出したサイアー。

 

母母父サンデーで母も牝馬クラシック戦線で活躍した芝馬でしたので、

この馬自身も芝適性の高い中距離馬としての活躍を期待したいですね。

 

※ちなみに・・・父キングカメハメハ×母父ホワイトマズルの組み合わせはセンチュリオン以外これと言った活躍馬が出ていないのが不安点ですが・・・

そもそもサンプルが少ないので、そこはあまり気にしなくても良いのかもしれません。

少しチャレンジングですが。

 

総合評価

総合評価は◯にしました。

価格は確かに高い・・・ですがそれだけいい馬に見えますし、

あくまでもノルマンディーの募集馬としては高いというだけで、

他のクラブでこの血統なら募集総額は4,000万円くらいいきそうな馬なので。