【ノルマンディー】2021年三次募集馬評価(ピュアフレグランスの19)

ピュアフレグランスの19(牡馬 飯岡牧場)4月12日産まれ
栗東・畑端省吾厩舎入厩予定 募集総額 1,120万円/1口出資額 28,000円
 

 

馬体・歩様面

血統に関しては後述しますが、

芝にせよダートにせよ、この父の産駒の適正は明らかに短距離ですから、

それを考えると筋肉量が不足しているように見え、

かつこの寝ぎみの繋ぎと曲飛な後肢も前半のダッシュ力というかスタート直後の加速力にはマイナスになりそうな印象で・・・

歩様も調教動画も特別目を引くものは感じられませんでした。

 

顔つきからも若干幼さというか弱々しさのような印象を感じます。

 

血統面

メイショウボーラーは日本最強スプリンター・マイラーだったタイキシャトルの産駒で、

自身も産駒も適正は芝ダートのスプリント戦。

そこにウッドマン系のヘクタープロテクターで、

ヘクタープロテクターという種牡馬は、母父に入るとアドマイヤメインやワンスインナムーン、ブラックエンブレムと、

賞金上位の活躍馬はイメージ以上に芝向き。

そしてG1では少し足りないというのが上級産駒の特徴。

ブラックエンブレム秋華賞は事故的高配当でしたし(^_^;))

 

そこに万能なニジンスキー、ダート向きなバックパサーという血が入りますから、

結局この馬の適性も6:4で芝、くらいな感じで兼用なのかなと。

 

総合評価

総合評価は△にしました。

これで一次募集の時期であれば成長期待・・・という面も有るでしょうが、

現段階でこの馬体では少し頼りなさすぎるのと、

決して晩成の血ではないと思いますので、

やはりある程度シビアに今の状態で判断しないとな、というところです。

 

価格は、たしかに安めですけどね。