【ノルマンディー】2021年三次募集馬評価(マサカーネの19)

マサカーネの19(牡馬 石田牧場)3月15日産まれ
美浦尾形和幸厩舎入厩予定 募集総額 1,280万円/1口出資額 32,000円

 

北海道のトレーニングセールで、836万円で落札された馬です。

 

 

馬体・歩様面

この馬はす530kgを超える大型馬ですね。

立ち写真を見ると、馬体全体のバランスやボリューム感は良いと思います。

繋の長さや後肢の角度も標準体型で、

恐らく適正は芝マイルのあたりの持続戦になるのかな、と。

 

ただ顔つきや歩様動画からは凡庸さというか、

少し鈍重な印象も受けますので、

芝マイルや短距離で勝負していくにはもう一つ、二つ変わってこないとスピード負けしそうかな・・・という印象です。

 

血統面

トワイニング産駒の母、マサカーネは、

中央で勝ち上がれず地方競馬に転籍したあと、

40戦のキャリアを積んで園田で1勝を上げた馬。

 

そこにナイスダンサー(カナダの重賞6勝馬ナイスネイチャの父)、ゲイルーザック(伊ダービー、伊ウランクリテリウムなどを制し、日本でも種牡馬として活躍)というレトロな血統で、

近親に目立った中央平地の活躍馬もおらず、

殆どが地方馬ですから・・・

母の8番仔であり、産駒重賞が未だ1勝のジョーカプチーノ産駒のこの馬が、

いきなり目覚ましい活躍をするとはなかなか考えにくい・・・(^_^;)

 

総合評価

総合評価は△にしました。

価格も手頃ではありますが、それを考えても魅力を感じにくい馬で、

私は評価出来ませんでした・・・

まだ緩いこれからの馬なので、変わり身を期待。