【東サラ】2021年度募集馬評価⑰レッドエルザの20

レッドエルザの20(牝馬

 

レッドエルザ20

 

1口出資額(税込):45,000円

生年月日:2月23日

厩舎:黒岩陽一美浦

生産牧場:ノーザンファーム

育成牧場:ノーザンファーム(予定)

生産時母年齢: 10歳
 

馬体・歩様面

 

顔つき:▲

体重:440kg

体高:153cm 

胸囲:178cm

管囲:20cm

バランス:〇

繋:寝・普通

飛節:曲飛

 

 

父:山本オーナー持ち馬枠の馬で、今年はこのクラブでも人気のレッドエルザの相手として、

ペルーサの産駒が登場してきました。

 

この馬の第一印象としては、

前の繋ぎが少し寝繋ぎすぎるかなーというのは気になったものの、

総じて父に似ていてバランスの良い馬体の馬だなと感じました。

 

既に440キロと充分な馬格も有って、

ここから成長してくれば牝馬としては大きい方のサイズで活躍できる馬になるでしょう。

顔つきや雰囲気も良く、オーラを感じる馬です。

 

動画を見ても、今年の募集馬の中でも屈指のバランス感ある歩様の馬に感じました。

すでに高い完成度を感じる一頭ですが、ここからどれだけ変わり身があるか、楽しみです。

 

血統面

 

父:ペルーサ

母父:Smart Strike

母母父:Theatrical


インブリードMr.Prospector M3×S5

 
主な兄弟馬:レッドレオン、レッドアステル、レッドアスラン

 
活躍イメージ:芝1600~2000

厩舎相性:▲

 

母レッドエルザはこのクラブではお馴染みとなった繁殖牝馬で、

毎年サンデーサイレンス系の種牡馬との配合で優れた産駒を東サラに送り出しています。

今年はペルーサの産駒という事で、

今のところペルーサの産駒としてはヒヤシンスS勝ちのラペルーズが出ていますが、

まだサンプルは極少。

 

ペルーサと言えばゼンノロブロイ×アルゼンチン血統の配合で、

青葉賞まで素晴らしいハイパフォーマンスで連勝し、

超ハイレベル世代のダービーでヴィクトワールピサと一番人気を争った馬でした。

(勝ち馬はエイシンフラッシュで、ローズキングダムヴィクトワールピサヒルノダムールトゥザグローリーなども出走)

 

その後は天皇賞秋でブエナの2着があったり、

いかにも藤沢厩舎らしい名馬で、日本においてアルゼンチン血統の存在を有名にした馬でもあると思っています。

 

母は芝向きの産駒を毎年輩出していますし、

ペルーサとの組み合わせはMr.Prospector3×5のインブリードを発生させるので、

この馬も柔らかい走りをする外回りベターの芝中距離馬に成長するのではないかと考えています。

 

総合評価

 

総合評価は▲としました。

 

父の種牡馬としてのポテンシャルは未知ですが、

ペルーサ自身は一流の成績を残したとは言えない馬なので、

そのあたり今年~来年が試金石かなと。

 

価格、馬体、ノーザン生産でこの母の産駒という点を考えると、

すこしギャンブル要素は有りますが充分お買い得な一頭なのでは、

と思います。