【東サラ】2021年度募集馬評価⑱ジョリージョコンドの20

ジョリージョコンドの20(牡馬)

 

 

ジョリージョコンド20


1口出資額(税込):120,000円

生年月日:3月25日

厩舎:池江泰寿栗東

生産牧場:ノーザンファーム

育成牧場:ノーザンファーム(予定)

生産時母年齢:12歳
 

馬体・歩様面

 

顔つき:〇

体重:439kg

体高:152.5cm 

胸囲:172.5cm

管囲:20.8cm

バランス:◎

繋:普通・普通

飛節:曲飛

関西馬の一頭目です。
正直言うと、馬体と動画だけ見た感想では、
この馬が今年の募集馬の中で一番良く見えました。

2年前に姉のルージュアリュール(父ディープインパクト)も高評価したのですが、
この馬はさらに2段ほど上の馬体のバランスとボリューム感を持っていて、
非常に良い馬に見えますね・・・

動画を見ても、やはり素晴らしい馬。
歩いていても重心にぶれが無く、
水平移動しているかのようなスムーズな歩様。
馬体のバランスも美しく、顔つきも◯


血統面

 

父:ロードカナロア

母父:Marju

母母父:Rossini


インブリード:ラストタイクーン M3×S4、Mr.ProspectorS4×M5、Northern DancerS5×M5

 
主な兄弟馬:ファストアプローチ、シークレットアイズ、メリディアンローグ、ルージュアリュール

 
活躍イメージ:芝1400~2000

厩舎相性:〇

母ジョリージョコンドはサトノクラウンやライトニングパールの姉にあたる良血馬。

しばらくディープインパクトと配合されていましたが、
本馬は父がロードカナロアに変わってどうか、というところ。

まずはやはり父ロードカナロア、父父キングカメハメハの血統の根幹である、
ミスプロ及びラストタイクーンを、
母父のMarju、母母父のRossiniを経て増幅している点。

特に珍しい方のラストタイクーンは、
現役時代にブリーダーズカップマイルを制した芝のスプリント~マイルの活躍馬。
ノーザンダンサー系の中でもSex Appealのパワー要素を強く持った、
Try My Bestの代表的産駒で後継種牡馬

ラストタイクーンの母方はMill Reef×Sayajiraoというクラシックディスタンス配合で、
底力の有るマイル適正を付与する血統。
Rossiniはミスワキ産駒で早熟な短距離馬だった。
割と血統表でもあまり見かけない珍しい血統ですが、
サトノクラウンやジョリージョコンドはMarju×Rossiniの配合によって発生するBuckpasserの5×5
がパワーの供給源。

基本は芝向きでしょうが、
重馬場やダートなども苦にしないパワータイプのマイラーのイメージです。 

 

総合評価

 

総合評価は◎としました。

厩舎は東サラからの預託は非常に珍しい厩舎で、
最近は少し不調というか目立ちませんが・・・

名門厩舎ですし、
皐月賞大阪杯など2000mまでこなせるようなマイラーに、
本馬を育て上げて欲しい所。

馬体、血統、厩舎、すべてに大きな期待を寄せています。