ジョリージョコンドの20(牡馬)
1口出資額(税込):120,000円
生年月日:3月25日
生産牧場:ノーザンファーム
育成牧場:ノーザンファーム(予定)
生産時母年齢:12歳
馬体・歩様面
顔つき:〇
体重:439kg
体高:152.5cm
胸囲:172.5cm
管囲:20.8cm
バランス:◎
繋:普通・普通
飛節:曲飛
関西馬の一頭目です。
正直言うと、馬体と動画だけ見た感想では、
この馬が今年の募集馬の中で一番良く見えました。
2年前に姉のルージュアリュール(父ディープインパクト)も高評価したのですが、
この馬はさらに2段ほど上の馬体のバランスとボリューム感を持っていて、
非常に良い馬に見えますね・・・
動画を見ても、やはり素晴らしい馬。
歩いていても重心にぶれが無く、
水平移動しているかのようなスムーズな歩様。
馬体のバランスも美しく、顔つきも◯
血統面
父:ロードカナロア
母父:Marju
母母父:Rossini
インブリード:ラストタイクーン M3×S4、Mr.ProspectorS4×M5、Northern DancerS5×M5
主な兄弟馬:ファストアプローチ、シークレットアイズ、メリディアンローグ、ルージュアリュール
活躍イメージ:芝1400~2000
厩舎相性:〇
母ジョリージョコンドはサトノクラウンやライトニングパールの姉にあたる良血馬。
しばらくディープインパクトと配合されていましたが、
本馬は父がロードカナロアに変わってどうか、というところ。
まずはやはり父ロードカナロア、父父キングカメハメハの血統の根幹である、
ミスプロ及びラストタイクーンを、
母父のMarju、母母父のRossiniを経て増幅している点。
特に珍しい方のラストタイクーンは、
現役時代にブリーダーズカップマイルを制した芝のスプリント~マイルの活躍馬。
ノーザンダンサー系の中でもSex Appealのパワー要素を強く持った、
父Try My Bestの代表的産駒で後継種牡馬。
ラストタイクーンの母方はMill Reef×Sayajiraoというクラシックディスタンス配合で、
底力の有るマイル適正を付与する血統。
Rossiniはミスワキ産駒で早熟な短距離馬だった。
割と血統表でもあまり見かけない珍しい血統ですが、
サトノクラウンやジョリージョコンドはMarju×Rossiniの配合によって発生するBuckpasserの5×5
がパワーの供給源。
基本は芝向きでしょうが、
重馬場やダートなども苦にしないパワータイプのマイラーのイメージです。
総合評価
総合評価は◎としました。
厩舎は東サラからの預託は非常に珍しい厩舎で、
最近は少し不調というか目立ちませんが・・・
名門厩舎ですし、
皐月賞や大阪杯など2000mまでこなせるようなマイラーに、
本馬を育て上げて欲しい所。
馬体、血統、厩舎、すべてに大きな期待を寄せています。