岸田内閣の発足以降非常に不調です。
これは「富の分配なくして成長なし」という岸田新首相のスローガンが嫌気されているのが一因と言われていますが、
同じく投資の世界である一口馬主においても、
「リスクなくして成功なし」の構図が崩れてしまってはいけないと考えます。
損失は大いに有り得るのに、成功してもそこからがっぽり搾取して、
分配してしまいますよと言われたら、
投資の最も重要な要素である「夢を見られる」という点で魅力がなくなってしまいますよね。
とまあ、余談から入りましたが、
損失を覚悟して、リスクを背負って出資した馬だからこそ、
本気で応援も出来るのだと思うのです。
しっかりと先々の成功を願いイメージして、
出資馬を決めて行きたいものです。
ピッツネイルの20
今年鮮烈なデビュー戦勝ちを果たした全姉ホワイトターフとは違う毛色に出ていますが、
間違いなく今年の注目馬の一頭でしょうね。
ホワイトターフのデビュー勝ちや父ゴルシ産駒の成功もあって、
それよりも大分高い募集額となりました。
(それでも全姉は安すぎたので、この馬も安く感じますが・・・)
全姉もバランスがよく見える馬でしたが、
この馬は更に良く見えますね。
バランスも素晴らしいですが、
パワーを感じるのに重苦しさはなく、
スピードもありそう。
父ゴールドシップはノーザンテースト≒The Minstrel(父Northern Dancerと母父Victoria Parkが共通)の成長力が一つのストロングポイントでしたが、
母ピッツネイルはクロフネにNureyevにHouston(Seattle Slew産駒)ですから、
パワーに優れた配合でダート適性や短距離適性を補完。
(※そう考えると、すでに477kgと発表されている十分な馬格も魅力!)
5代アウトブリードで、健康性にも優れていそうな牝馬です。
この馬自信は馬体を見るとマイル〜2000までは対応デキそうで、
パワーに優れたマイラーというイメージでしょうか。
うーん、全姉より高い分、
全姉よりもよく見えますのでそのへんは気にならないところ。
出資候補です。
プラージュの20
クラブのコメントにもあるようにディアンドルがモデルケースとなっている好配合。
ディアンドルはデイリー杯2歳S勝ちのシェーンヴァルトを出したシェーンクライトの牝系でしたが、
この馬はローゼンカバリーなどを輩出したダイナフェアリーの牝系ですね。
血統的にも何ら見劣りしていません。
この馬も十分な馬格とバランスの良さは魅力ですが、
少しつなぎは立ちぎみかな。
あとは前脚が全体的に弓脚のように見えますが、
これは写真のせいかな?
なんにせよ、前肢に少し違和感を感じますね。
血統的魅力は大きいですが、
あまりノルマンディーらしさを感じないというか、
このクラブでこの価格でわざわざ出資する馬では無いかな、
というのが個人的な感想です。