【東サラ】2021年度募集馬評価㊸スピーディボーディングの20

スピーディボーディングの20(牡馬 手塚貴久厩舎 英国産)

 

 

 

募集総額5,000万円

 

血統評価:S(※SS〜Cの5段階評価)

 

父:Kingman

母父:Shamardal

母母父:ディクタット

 

キングマン産駒の傾向は前述したとおり。

いやあ・・・来ましたね。

キングマン産駒の牡馬で手塚厩舎入厩。

これは嫌でもシュネルマイスター先輩と比較してしまう存在です。

 

流石にあそこまで偉大な活躍を出来るかどうかは現段階で不明ですが、

この馬も血統構成的にはものすごく高配合、

特に日本の芝マイル付近で活躍すると考えると、

イメージはピッタリ。

 

母父シャマルダルの日本の芝適正はすでに証明されていますし、

そこにディクタットを配してややスピードに偏っているかなというところに、

底力抜群のMill Reefの5×5

 

ましてや母がフランスの2000mのG1を複数勝っている馬ですから、

そのあたりの信頼性は明確なストロングポイントですよね。

 
馬体評価:A(※SS〜Cの5段階評価)

 


馬体は、ボリューム感もありながら、バランスに優れたマイラー体型と言った感じ。

1400〜1800あたりまで対応デキそうで、

ここもシュネル先輩と重なります。

 

現段階でも十分な馬体重もありますし、

4月下旬の生まれですからこれからまだ伸び代も十分に残していそう。

 

うーん、これは本当に魅力的な存在ですね。


総合評価:S(※SS〜Cの5段階評価)

 

牝馬のスマートチェインジ20が4800万円ということを考えると、

やはり輸送などの諸経費が割合大きな分だけ、

馬自体の値段を考えても牡馬のこの馬の5000万円というのは、

相対的に安く感じますね。

 

芝マイルの王道路線での活躍をイメージできるという点では、

同じキングマン産駒でも圧倒的にこちらを選びたいなと思う存在です。