ヴァルキリーの20
牝馬 2020年4月3日生まれ
栗東・新規開業厩舎入厩予定
募集総額 1,080万円
1口出資額 27,000円
※440万円 (2021年 北海道サマーセール)
血統評価:C(SS〜Cの5段階評価)
父:レッドファルクス
母父:ダンスインザダーク
母母父:ロイヤルアカデミーII
母ヴァルキリーはダート1800戦で1戦して16着とほとんど無きに等しい競争実績・・・
近親では伯母に小倉2歳Sを勝ったオーミアリスがおりますが、
こちらも2歳の2連勝後は12戦して一度も掲示板にも載れずという早熟スプリンターでした。
本馬は父の新種牡馬レッドファルクスがスプリンターズSを連覇した豪脚スプリンターで、
こちらは5歳の夏に上がり馬として重賞を勝って、
7歳まで重賞戦線で活躍した成長力のある馬でした。
母父ダンスインザダークの馬は賞金上位馬が、
ユーキャンスマイル(父キングカメハメハ)
ダイメイフジ(父アグネスデジタル)
と上位4頭全てがミスプロ系なので、
その点では父がフォーティナイナー系のこの馬にとってはプラス材料かもしれません。
ただやはりまだ父の種牡馬としてのポテンシャルが不明な中で、
母と半兄(父シニスターミニスター)が、
ともに1戦惨敗しているというのは大きな不安材料。
買い要素が少なすぎる中では、
安物買いの・・・というケースになりそうな気がしています。
馬体評価:B(SS〜Cの5段階評価)
冬の芦毛馬ということで筋肉の付き方などは見極めが難しいのですが・・・
現時点では馬体のメリハリもいまいちな印象で、
動画の歩様もまだ緩い感じを受けます。
血統からは芝スプリンターだと推測していますので、
馬体重が現段階で475Kg有るのは好材料。
しかしスプリンターとして活躍するには、
前進気勢や馬体のメリハリなどがまだまだ足りない印象で、
このあたりがトレーニングを通してどれだけ変わってくるか・・・というところでしょうか。
総合評価:B(SS〜Cの5段階評価)
価格が安い分B評価としましたが、
それ以外に現段階では強調材料に欠ける感じ。
少なくとも、成長を待ちたいな・・・という一頭です。