【ノルマンディー】2021年度募集馬㊷ヘレナモルフォの20

ヘレナモルフォの20

 

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牝馬  2020年2月22日生まれ

生産:新ひだか岡田スタッド  

美浦・宮田敬介厩舎入厩予定

募集総額    1,160万円
1口出資額    29,000円

 

血統評価:S(SS〜Cの5段階評価)

 

父:リオンディーズ

母父:ジャングルポケット

母母父:サンデーサイレンス

 

リオンディーズはキャリア2戦目で朝日杯に出走し、

武豊の記録がかかった連勝中の一番人気エアスピネルをあっさり差し切った天才ホース。

 

しかし3歳でのキャリアは非常に悔いが残る結果となり、

弥生賞では後のダービー馬マカヒキに目標にされて差され、

皐月賞では早め先頭に立つも指し有利の展開となってしまい、

結果的に最終戦となったダービーではスタートが悪く後方から進めたら、

直線で前に届かずに不完全燃焼という結果。

 

結局ダービーを最後に、怪我で引退となってしまいました。

 

キャリアでは圧倒的に半兄エピファや半弟サートゥルに及びませんが、

血統的なポテンシャルはこの馬が最高。

キングカメハメハ×シーザリオという配合は、

日本競馬で考えうる最高の配合と言えるのでは無いでしょうか。

そういった意味ではルーラーシップや、ドゥラメンテと近い存在ですね。

 

さて、この馬はそんな父に母父がジャンポケ。

サンデーサイレンス4×3のインブリード装備。

正直牝系は非常に地味ですが・・・母はJRAの芝2000や1800で勝利し、

クラシックトライアルレースにも出走した馬です。

 

父父のキンカメがヌレイエフ内包。

父母のシーザリオサドラーズウェルズ内包。

そして母父のジャングルポケットもヌレイエフ内包という事で、

名牝Specialのパワーと底力が良い方に発揮されれば、

大レースで活躍してもおかしくない馬だと思えるのですが。

 

高速馬場よりは、

中山や阪神の急坂コースで時計がかかった芝が合いそうなイメージですかね。

 
馬体評価:S(SS〜Cの5段階評価)

 

馬格もそこそこあって、かつ立ち写真もボリューム感あり。

歩様動画もきびきびと歩けている印象で良いと思いました。

 

一次募集のピッツネイル20(オルノア)の歩様動画が最高だったので、

それと比べると流石に見劣ってしまう感じは有りますが・・・

2次募集馬の中では上位だと思います。

 

血統イメージ通り腹袋がしっかりしていてパワーがありそうな馬体。

まるっとしたマイラー体型ですが、

距離も意外にこなせるんじゃないでしょうか。

 

 

良いですね。

価格も安く、厩舎も父も新進気鋭で、

今年はインダストリアが大舞台を狙っている組み合わせ。

 

大舞台にコマを進められるかどうかまでは自信が有りませんが、

芝のマイル〜中距離で堅実に走ってくれそうな感じがします。