ジョリージョコンド21
毎年このクラブではおなじみになったジョリージョコンドの産駒。
今年は出資のチャンスも少なくなってしまった、
ドゥラメンテの子供が募集されましたね。
血統面
父ドゥラメンテはそれこそディープインパクト以上と言ってもいい、
まさに「日本近代競馬の結晶」のような配合の超×100良血馬で、
キンカメ×サンデー×トニービン×ノーザンテーストの配合で母がアドマイヤグルーヴという、
文句のつけようの無い血統に、
自身の競走成績が皐月賞＆ダービーの2冠馬という凄まじい馬でした。
こうして書いていると、改めて早世が惜しいですね・・・
種牡馬としても最高に注目されている存在ですが、
以外にまだ重賞を勝った産駒は3頭（タイトルホルダー、スターズオンアース、アリーヴォ）のみ。
父がその名通りの荒馬でしたから、産駒も爆発力と不安定さのどちらに出るか・・・
というホームランバッタータイプの戦績にそのあたりが現れているのかもしれません。
BMSマルジュの産駒ではマルセリーナ、グランデッツァのマルバイユ産駒姉弟が活躍。
ジョリージョコンドの産駒も賞金上位ですが、
ディープインパクトとの配合でも上がりが使えない、
キレないタイプの産駒が続いているところを見ると、
イメージ以上に王道コースでの活躍は厳しいのかな・・・というところ。
上記した通りでドゥラメンテのピリッとしたところが良い方に出て、
スピードなどに転化されればいいんですが。
馬体・歩様面
顔つき：△
馬体のバランス：△
歩様動画：△
活躍イメージ：芝1800〜2500
厩舎相性：◯
坂東牧場はランサー、ライデン兄弟に出資させてもらっていますが、
タフに走ってくれていて個人的には好きな生産牧場。
ただ、現段階ではこの馬はあまり良くは見えなかったかな・・・
というのが正直な感想。
特に写真ではよく見えるかな？と思ったのですが、
動画で見るとまだ動きも表情も、雰囲気も緩さが全面に出ている感じ。
馬体のバランスや筋肉の付きもよく見えず、
少し貧弱そうな印象を持ってしまいました。
数字面で見ると馬格は標準くらいにはありそうなので、
どれだけ来年までに成長して馬が変わってくるかな・・？
というところでしょうか。
総合評価：△（様子見）
おそらくすぐに満口にはならないんじゃないかな？
と思うので、上記したように育成の様子を見て、
成長が大きく感じられたタイミングで出資を決めるのがいいんじゃないでしょうか！
