【東サラ】2022年度募集馬評価⑰ウォンビーロング21

ウォンビーロング21

 

 

血統面

今年の募集馬は父がリオンディーズになりましたが、

毎年違う種牡馬を配合されて、

必ずダート適性の高い産駒を出しているのが母のウォンビーロング。

 

クラブではレッドアネラやレッドラパルマが活躍しています。

 

ダート適性に関しては母が・・・

というよりも、母父のストラヴィンスキーが大きく影響しているでしょう。

繁殖としてはウォンビーロングの他にカフェララルーやママキジャなどが活躍馬を出してますが、

父がサンデー系を配合された産駒でも、ダートが完全に主戦場です。

 

リオンディーズはダートでも走れる産駒を出す種牡馬ですが、

ダートでの活躍を望むならやはり牡馬のほうがベターではあるかな。

まあ、最近は牝馬も地方交流戦などで選択肢は増えているので、

価格とのバランスを考えるとそこまでネックでは無いかもしれませんが。

 

この馬は父がリオンディーズに変わることで、

Nureyev5x3と母父ストラヴィンスキーの持つパワー要素を増幅。

同時にサンデーサイレンスインブリードも持つことになりますが、

やはり芝向きのキレよりは、ダートよりのパワーが表出するのでは無いでしょうか。

 

馬体・歩様面

 

顔つき:〇

馬体のバランス:▲

歩様動画:▲

活躍イメージ:ダート1400〜1800

厩舎相性:▲

 

表情は凛々しく爽やかさを感じます。

馬体写真の脚元などを見ると全然芝でもやれそうな感じですが、

やや歩様は捌きが硬めでやはりパワータイプなのかな、と。

 

ダートで活躍すると考えると、

まだ全体的に胴長で細身なので、もう数段階、馬体重の増加とともに筋肉もついてきてほしいですね。

 

パワー一辺倒のダート馬というより、

東京ダート1600あたりが合いそうな、芝砂兼用タイプに見受けられました。

 

総合評価:▲(要検討)

 

もう少し、成長過程を見守って出資を判断したいかなという存在。

馬体が成長してくれば、安定して走ってくれそうなイメージは持てました。