【東サラ】2022年度募集馬評価㊸リヴィアローズ21

リヴィアローズ21

 

 

血統面

 

ステイゴールド産駒の半兄(というよりも4分の3兄)のレッドローゼスは平地で6勝してリステッド勝ちし、

障害転向後も1勝。

35戦して7勝という素晴らしい馬主孝行な成績の馬でした。

 

本馬は父がステゴ産駒のオルフェーヴルに変わって、

牝馬、かつ関西馬という事で条件が変化しました。

 

血統的にはオルフェ×Galileo×Nashwan×ソヴィエトスターと、

欧州寄りの血統配合。

母父がGalileoの馬はキングオブコージやカンタービレなど活躍馬が出ています。

 

オルフェ産駒でサドラー≒フェアリーキング全兄弟の血を引く馬では、

ラッキーライラックオーソリティなどの名馬が出ていますが、

ともに母方の5代目、4代目という遠いところで底力の補完に務めていて、

この馬ほど直接的(母父ライン)&近い世代(母方3代目)にサドラーの血を保持している訳ではないのと、

この馬はサドラー≒ヌレイエフの4分の3同血インブリードを母方に保持している関係で、

ある程度上がりのかかる舞台やパワーが要る舞台など、

競走能力に優れてたとしても活躍場所を選びそうな印象をもっています。

 

馬体・歩様面

 

顔つき:▲

馬体のバランス:▲

歩様動画:▲

活躍イメージ:芝1800〜2400

厩舎相性:▲

 

馬体はきれいな美しい栗毛で、

筋肉質でボリュームも充分。

非常に現段階で見栄えのする馬ですね。

 

血統通りパワーがありそうな馬体で、

やはりベストコースは阪神内回りや中山など、

パワーを要する舞台かなと感じます。

 

歩様はよく言えばおっとりしていて余裕が感じますが、

すこしスピード不足が懸念になりそうな感じ。

 

よくも悪くも血統イメージに近い馬で、

しっかりと活躍イメージが持てれば出資判断も悪くないかな?

と思いました。

 

総合評価:▲(要検討)

 

価格もリーズナブルですし、100口以下の警報も出ているので、

そう長く様子見は出来なそう。

イメージが持てれば、

あるいは写真や動画などで気に入ればコストメリットは高そうなので、

出資もありかな?と思える馬でした。