【ノルマンディー】2022年現3歳馬の評価を振り返る①

 

以前は東京サラブレッドクラブの募集馬のレビューに対して、

およそ評価から2年の時を経て、

その振り返りを行いました。

 

今回は、同じくノルマンディーの現3歳馬(2019年産)の、

レビューの振り返りを行っていきます。

 

目的は前回と同じくただ一つ。

「相馬眼を磨いて出資馬選定力を向上させる」

という点になります。

もちろん出資には色々な判断材料が伴いますので、

最高に評価した馬に必ず出資をするとは限りません。

しかし少なくとも、

高評価した馬はPOGシーズン終了後に良い結果を残していなければいけないと考えますし、

低評価した馬がそれを覆す活躍を見せてくれたなら、

それも真摯に受け止めて翌年以降に活かさないといけません。

 

ということで前置きが長くなりましたが、

早速振り返っていきましょう!

(※当時の評価記事のリンクを貼り付けますので、評価はそちらでご確認を)

評価に対しての結果は5段階で表していきます。

 

◎(評価通り!)

◯(概ね評価通り)

▲(まあまあ)

△(見誤り気味)

✕(全然勘違いでした・・・)

 

(あくまでも記載内容は個人的な見解になります。悪しからずご了承下さい。)

 

■フレイムジョーカー(オヒアの19)


通算成績(※本日時点):10戦0勝 [0-0-2-8]

主な勝ち鞍:なし

▼短評より(抜粋)

>この馬は既に477kgと、雄大な馬体を誇っていますね!

>父ロージズインメイはダブルジェイの5×4という北米の優れた血のクロスを持っていて、

>産駒にも高いダート適正を伝える種牡馬です。

→適正はダートで正しかったのかなと思います。

 

>サンプル数がまだ少ないものの「母父ブラックタイド」から、

>まだ活躍馬と言える馬が一頭も出ていない点です。

地方馬でサンロアノーク という馬が頑張っていますが、

>この馬もJRAで未勝利→地方転出という馬ですからね。

JRAでは馬券内なしで笠松と浦和で3着。

ネックの方が当たってしまったかなという感じです。

 

>40口ですし出資検討対象では有りませんが、

>ダート馬と割り切って出資するなら悪くないかな・・・という感じです。

>評価:▲

→コンセプトの分かりやすさ故にそこそこの評価を下していて、

あまりこの馬の本質を見極められた感じでは無かったかな・・・

 

結果:▲(まあまあ)

 

■セイタード(インフィニートの19)

 


通算成績(※本日時点):7戦0勝 [0-0-1-6]

主な勝ち鞍:なし

▼短評より(抜粋)

>近親に日韓のダートで活躍しているロンドンタウンがいる血統で、

>父タイムパラドックス

>父方のブライアンズタイムと母方のクリスエスを通じたロベルト3×5のクロス持ちの馬ですし、

>主戦場は厩舎のイメージ通りダート短距離になるのかなと思います。

→この辺は、厩舎も伊藤圭三厩舎ですし、まあ分かりやすかったですかね!

 

>現時点では、「今後の変わり身に期待したいかな・・・」という感じで、

>この低価格でもとても出資はおススメできません。

>評価:△

→先行出来ているレースもあるし、思っていたよりも堅実に走ってくれるタイプでしたね。

未勝利勝ち出来なければ、この戦績なら地方転出でしょうか。

 

地方でも適鞍が多いので堅実に頑張ってくれそうではあります。

 

結果:▲(まあまあ)

 

■パフィリア(エイシンポラリスの19)

 


通算成績(※本日時点):2戦1勝 [1-0-0-1]

主な勝ち鞍:3歳未勝利

▼短評より(抜粋)

>本馬は父と同じ芦毛に出ていて、

>血統的には母父アンブライドルズソングとカロの4×4のスピードに優れた、

>芝の短距離〜マイルを主戦場にする馬になっていくのかな、という感触です。

→1800で2戦して勝利。見立てより距離適性は少し長めでした。

今後、マイル以下にシフトしていく可能性も充分ありそうですが!

 

>しかし短距離を主戦場とする馬とすると、

>少し動画で見た歩様がまだ緩いな〜と感じますね。

>良く言えば柔らかさを感じるのですが、

>力強さがまだまだかけている印象で鍛錬が必要そうです。

>評価:△

 

→まだ2戦しか出来ておらず順調さを欠いていますが、

芝の中距離で勝利した馬と考えるといろいろと見誤ってしまった評価でした( ;∀;)

 

結果:△(見誤り気味)

 
■ルテリブル(オウシュウフリートの19)

 


通算成績(※本日時点):5戦0勝 [0-0-0-5]

主な勝ち鞍:なし

▼短評より(抜粋)

 

>うーん、、、この馬は良いですね。

>コンセプトがはっきりしていて、

>明らかに短距離ダートを主戦場にしそうな血統とスプリンターらしいガッチリした短躯の馬体。

>425kgとまだ少し馬体重は軽めですが、

>4月産まれですしこれから成長してくるでしょう。

→この馬は割と高評価したので、よく覚えています。

見立て以上にスピードに欠けてしまっている馬でしたし、

馬体重も期待していたほどには増えませんでした・・・

 

>顔つきもいいですね!

>スッキリとしていて素直そうな表情です。

>価格設定も良いですし、

>これは短距離ダートで堅実な活躍でペイを期待できそう。

>評価:◯

→短距離ダートでの活躍を見出していたので、

初戦のダート1200で13着だったのと、タイムを見て唸ったのを覚えています。

同じ厩舎からは、この年に牝馬2冠馬が皮肉・・・( ;∀;)

出資はしていませんでしたが、高評価した馬が走らなかったときは本当に悲しい気持ちです泣

 

結果:✕(全然勘違いでした・・・)

 

グロリアスヒーロー(クラックコードの19)

 

 

通算成績(※本日時点):6戦1勝 [1-1-0-4]

主な勝ち鞍:ジュライフラワー賞(川崎)

▼短評より(抜粋)

>血統的にはパールコードの近親で、

>そこそこ芝中距離路線への適性が担保されている母系です。

>特筆すべきはやはりサンデーサイレンスの3×3インブリードですね。

>馬体的にも血統的にも中距離適正の高そうな馬なので、

>あまり気性が前向きすぎるとすこしちぐはぐな感じになってしまうのかな、と。

→ダートの名門高木厩舎らしく、芝ではまだ一度も走っていません・・・

ダートでは未勝利戦線でそこそこやれている感じで、

結果的にはすこし見誤っていたかな。

 

>馬体面に若干の脆さというか、

>ひ弱さのような雰囲気を感じます。

>やはりノルマンディーのコンセプトは「丈夫に数を使ってペイする」というものなので、

>そういった面ではリスクが大きい馬に見えます。

→デビュー以来そこそこコンスタント出走していますが、

ムリ使いはしていない感じ。

このあたりもダート一辺倒の理由があるのかもしれませんね。

 

>評価:△

 

結果:△(見誤り気味)

 

■リオンラファール(ソラコマチの19)


通算成績(※本日時点): 7戦1勝 [1-1-2-3]

主な勝ち鞍:3歳未勝利

▼短評より(抜粋)

>レゴリスは少し開花に時間がかかっていそうですが、
>ジェネティクスはかなり早い段階(2歳6月)から素質を見せて新馬勝ちしましたし、
>母自身も早熟傾向な戦績でした。
>この馬は写真で見ると完成度が高くやはり早熟な馬なのかなと思いますが・・・
>とにかく現段階では馬体がでかく、動画の歩様もすぐに分かるくらいモサモサしてい>ますね。

→この馬も2歳9月ですから、これだけの大型馬ですがデビューはまあまあ早い方でしたね。

 

>諸刃の剣ではありますが、
>価格面も考えると魅力的な一頭なのは間違いないでしょう。
>評価:▲

→現3歳世代のノルマンメンバーの中では勝ち上がっているし、

1勝クラスでも好走。

まずまず当たりの部類ではなかったでしょうか。

自分は出資には足踏みしてしまいましたが(^^;

 

結果:▲(まあまあ)

 

 

・・・こうやって、振り返っていると思うのです。

 

「ノルマンディーの募集馬評価ムズ!!!」

 

3次募集だったかな?

で出資したラミアヴィータも堅実でいい馬ですが未勝利ですし、

東サラよりは出資頭数が圧倒的に少ないものの、

未だノルマンディーの馬で中央未勝利の身としては、

馬券予想以上にノルマン募集馬の評価は難しい・・・( ;∀;)

 

次のデアリングタクトが募集されるまでに、

しっかりとブラッシュアップしていかなければいけませんね。