▽評価について
評価は以下の5段階とします。
◎(出資したい!)
〇(おすすめ!)
▲(要検討)
△(様子見)
×(候補対象外・・・)
■フクシアの21
牝馬 2021年4月15日生まれ
生産:生産:浦河・上山牧場
募集総額:1,730万円
1口出資額:43,000円
▽血統面
父:ヘニーヒューズ
母父:ゴールドアリュール
母母父:マルゼンスキー
ヘニーヒューズはStorm Cat→ヘネシーと続くサイアーラインの馬で、
素晴らしい仕上がりの早さとスピードを持ち味に、
早期からアメリカダートのスプリント戦線で活躍。
ファーストサムライやウォーフロントなどの名馬と対戦して、
G1レース2勝2着2回を含む10戦6勝の戦績を上げました。
アジアエクスプレスやワイドファラオなど芝で重賞を買った馬も出しましたが、
やはり基本はダートでスピードとパワーを活かす走りが身上の種牡馬。
そしてやはり、こういった種牡馬の産駒はどうしても牡馬に活躍馬が偏ります。
中央競馬での産駒の重賞勝利は延べ10勝。
うちダートが7勝で芝は3勝。
そして重賞勝ち馬の7頭は全て牡馬の産駒となっています。
OPやリステッドまで広げても、
牝馬で買ったのは関東オークスも制しているウェルドーンくらいかな?
というところで、
明らかなコルトサイアーなので牝馬という点でまずはかなりのビハインドかなと思いますね・・・
・・・と、ココまではディリジェンテの21と同じ見解になります。
本馬は母父にゴールドアリュール、母母父にマルゼンスキー(Nijinsky×Buckpasserでダート適正ONになりやすい血)を持っていて、
よりダートに純化した血統構成と言えそうです。
牡馬なら面白かったかな・・・というのが個人的感想(^^;
▽馬体面
馬体重は426Kgとのことで、
4月生まれにしても小柄かな。
先ほどのディリジェンテ21はごつごつして筋肉質な感じがしましたが、
本馬はだいぶ丸みがあって、
胴も詰まってコロンとしたかわいい体形です。
写真で見るよりも、動画で見たほうが見栄えがしますね。
肌の質感も良く、健康さと体調の良さが伺えますし、
歩様も前向きさを感じさせます。
ただ、しきりに耳を動かしていて、少し臆病なのか、
神経質さが有るのかな?という印象を受けました。
総合評価:△(様子見)
この馬も同じですね。
コルトサイアーの牝馬なので、
私は出資候補には入れませんでした。
ダートに特化した血統は悪くないかもしれませんが、
ディリジェンテ21よりも小柄で価格も割高。
牡馬ならよかったですが、牝馬でこの価格だと食指が伸びませんね・・・