▽評価について
評価は以下の5段階とします。
◎(出資したい!)
〇(おすすめ!)
▲(要検討)
△(様子見)
×(候補対象外・・・)
■マイスクエアワンの21
牝馬 2021年4月7日生まれ
生産:浦河・王蔵牧場
厩舎:美浦・宮田敬介厩舎入厩予定
募集総額:1,520万円
1口出資額:38,000円
▽血統面
父:ミッキーグローリー
母父:Giant's Causeway
母母父:Dixieland Band
父のミッキーグローリーはディープインパクト産駒で、
条件戦から上り詰めて京成杯オータムHを制覇。
その後マイルチャンピオンシップで上がり最速の脚で5着(この年は内枠の馬が1~3着。4着、5着がカツジとミッキーグローリーの全兄弟という珍決着の年でした。
しかも、この兄弟は走破タイムも上がりタイムもおなじでした。)
に好走し、引退レースとなった関谷記念を制して、
重賞2勝の戦績で種牡馬になりました。
「ディープ産駒の種牡馬」という立ち位置の中では、
競走成績は3流と言っていいでしょう。
ミッキーグローリーは母のメリッサ自身が重賞の北九州記念を制していて、
弟のカツジも重賞を2勝している活躍馬なので、
血統的背景はしっかりしています。
(特段良血馬というわけでもありませんが・・・)
母父Giant's Causewayは10頭の1億円プレイヤーを輩出している卓越したBMSで、
Dixieland Band×Alleged×Olden Timesというダートでもやれそうな血統配合。
牝馬なので、馬体も含めてしっかりと適性を見極めていきたいと思います。
半姉に兵庫チャンピオンシップや関東オークス入着のランスオブアース(父エピファネイア)が居ます。
▽馬体面
毛ヅヤが良く、大柄で見栄えのする馬ですね。
父のミッキーグローリーは現役期間中にもどんどん体重が増えて、
デビューした2歳の8月時点では500Kgだった馬体が、
引退時の6歳夏では554Kgになっていました。
娘も、すでに480Kgを超える大型馬と言っていい部類の馬ですが、
まだまだ大きくなる可能性が有りそうですね。
動画ではあまり気になりませんでしたが、
写真では背が反り気味で腰高。
幼い印象と共に、ちょっと故障リスク高そうかな?
という感覚を抱きました。
総合評価:△(様子見)
馬格が有るのは良い事かもしれませんが、
少しアンバランスで持て余しそう。
悪い方に作用すると、仕上がりが遅くデビューに苦労するという事も有りそうですし・・・
もう少し成長観察出来たらな、という感じ。
満口になっても諦めがつくかなと思いました。