今年はフレイ→ランサーに続いて連月でクレオスまでもが引退。。
一気に出資馬が寂しくなってしまいました。
レッドクレオス
この馬は名門藤沢厩舎に預託され、
父ハーツクライと母サセッティが持つMy Bupers4×3のインブリードが最大の血統的な魅力の馬でした。
募集時にはすでに馬体のボリュームもなかなかで、
「これは早期デビューからクラシック狙いで楽しめそうか!?」
とめっちゃポジティブに考えていました(笑)
しかしこの馬はとくに後肢が未完成で弱く、
結局デビューするのにはかなり時間がかかってしまいました。
3歳4月にやっと迎えたデビュー戦。
たしか、パドックでアソコがものすごく怒張していて話題になっていたのを覚えています(笑)
ルメール騎乗で2番人気に推されるも、
まさかの12着大敗・・・
しかし内容的には悪くなかったようで、
騎手や調教師のコメントは決して暗い内容ではありませんでした。
その後はしっかりとレース感覚をつかめたのか、
4着→2着→2着と勝ち上がり間近のレースぶり。
そして8月の札幌で「月内3戦目の連闘策×1200mへの距離短縮」
という藤沢マジックを見事に決めて、ギリギリで勝ち上がってくれました。
中山1600mで2勝目、3勝目をマークするまでは、
非常に安定感のある走りで大半のレースが馬券内。
正直このときは、「自分の出資馬で初の重賞勝ち馬になるかも・・・?」
とかなり期待していました(笑)
ただ・・・現実は厳しかったですね。
3勝Cになってからはパッタリと好走できなくなってしまい、
あれだけ安定感のあったクレオスが掲示板に入るのも一苦労という状況。
やはりランサーもそうでしたが、
3勝Cという舞台はものすごい大きな壁ですね。
一流種牡馬ハーツクライに、名牝系のインブリードを持つ素晴らしい血統。
藤沢先生の何故かこの馬を気に入っている雰囲気と更新コメント。
と、今となっては恥ずかしいくらい大舞台をこの馬には夢見ていました。
現実は厳しく、夢は叶わずとも、
クレオスが見せてくれた景色はとても明るく、楽しみに満ちていました。
夢のつづきは、姉の産駒であるアズライトに見せてもらいましょう(^o^)
大器、レッドクレオス。
4年間で26戦も一生懸命走ってくれて、3勝もしてくれた。
本当に長い間おつかれさまでした。ありがとう!