◎ビクターザウィナー
父のToronadoはイギリスの一流マイラー。
サドラー系のため重馬場のほうが一見良さそうにも見えますが、
実は祖母のDancing Starlightは北米のスピードパワーの血を豊富に持っていて、
この馬のロケットスタートからの行き脚は、
そこに由来していると考えられる。
となればやはりコーナリングの旨さと長い直線向きのタメを求められる高松宮記念のコースで、
かつ馬場が悪かったというのはこの馬にはあまり向かなかった。
その中でコース取りさえ間違えずに最内に拘れば勝てたとまで言われる惜しい3着でしたし、
今回は日本のコースを良く知るモレイラ騎手が、
前日からしっかりと馬場を確かめてからの騎乗。
ロケットスタートが決まれば、
母方由来のスピードと父の欧州的な粘りで、
頭まであると考えて本命視。
やはりスプリント〜マイルは、
まだまだ香港馬が1枚上手と考えます。
○ウインマーベルは晩成傾向のアイルハヴアナザー産駒で、
3歳でこのレース2着した時に比べても、
成長していてG2で勝ち切る強さを身に着けた。
スプリント戦でもスピード負けしないし、
フォーティーナイナー系からはレッドファルクスが連覇を果たしているので、
血統的な相性も良く、対抗に。
▲マッドクールは昨年のスプリンターズSと高松宮記念は展開も向いたし、
進路がぽっかりと空いたのも恵まれた。
ただ鞍上は勢いがあり、
先行させたら今日本でも屈指の上手さのあるジョッキー。
厩舎も中山重賞に滅法強いので、
実力的にも無視はできず3番手に。
◎の単勝と、
◎○▲の馬連、ワイドで勝負です(^o^)