ノルマンディーさん2次募集馬のラインナップや、
詳細情報が発表されましたね！
2024年は芝の長距離戦線など、
新しい分野でも所属馬が活躍し始めていて、
種牡馬戦国時代の今、血統の幅も多彩になってきていて、
より出資馬選びの面白さ、難しさが増してきているような気がします。
それだけ評価、分析のしがいがありますので、
良い馬に巡り合えるように一頭一頭真剣に見ていきます(^^
評価は
◎出資したい！
○おススメ！
▲要検討
△様子見
×検討対象外
の5段階とします。
◇マルーンドロップの23
血統面：▲
本馬はブラックタイドの産駒。
「超ノルマンディー牝系」と言っていい一族の馬で、
母もノルマンディーのクラブ馬として活躍。
兄弟のノルマンディーのクラブ馬として活躍しており、
昨年末に半姉ヴェルミセル（父：ゴールドシップ）が、
グレイトフルS(3勝C)を勝ち4勝目をマークしました。
盛岡で2連勝して復帰→1勝Cで大苦戦と、
ちょっと苦しい感じ・・・
近親には岡田牧雄さん所有馬のドロップオブライト（CBC賞）がいて、
私も出資しているドロップオブレイ（ウインブライト産駒、デビュー前）もいます。
血統としてはブラックタイド×コンデュイット×ヤマニンスキー×サクラユタカオーという累代配合で、
牝系は「スカーレット牝系」。
≒マルゼンスキー。
サクラユタカオーは芝向きのスピードがありますので、
牝系も加味すると日本の芝レースに適性の高い血統構成だと思います。
半姉のOP入りの活躍は頼もしい材料ですが、
肝心の全姉が走れていないのが気がかかり・・・
まあ要するに本馬自身の出来がどうか、というところだと思いますので、
血統的には日本の芝レースで活躍できる下地はあるよ、
と見ていいのではないのでしょうか。
![私の馬研究ノート1 蹄音の誘い （私の馬研究ノート187） [ 小桧山悟 ]](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/5430/9784899775430_1_2.jpg?_ex=128x128 "私の馬研究ノート1 蹄音の誘い （私の馬研究ノート187） [ 小桧山悟 ]")
馬体・歩様面：〇
体高：158
胸囲：180
管囲：19.5
体重：452
まず立ち写真を見ると、
すごく全身のバランスの良さを感じる馬ですね！
顔が小さくラインが美しく、
つなぎの形状も前脚のまっすぐさも後肢の角度も、
すごくきれいな印象を受けました。
まだキ甲が抜けておらず幼さも残していますが、
トモの形や大きさも良く、欠点が見当たらない。
動画でも馬体のバランスは良く見えるし、
歩きのリズムも良い。
欲を言えばもう少し活気や前向きさが欲しいのと、
首をもう少しうまく使って歩けるといいなと思いますが、
ストライドもしっかり伸びていますし、
総じて良いのではないでしょうか。
総合評価：〇（おすすめ！）
吉村厩舎預託というのも良いですし、
一族も岡田スタッド産駒でしっかりと走っている。
全姉が不振なのは不安材料ですが、
この馬は出来がすごくよく見えましたので、
姉を凌ぐ活躍を見せてくれるんじゃないか？と思います(^^
（全姉は小手川厩舎→牝馬で昆厩舎預託ですし・・・。
厩舎的にも本馬にアドバンテージ）
これは、積極的に出資検討したい一頭です。
