2019宝塚記念の回顧

紅一点のリスグラシューが、

牡馬の強豪を一蹴してエリザベス女王杯に続くG1制覇!

 

私は時代遅れすぎる予想をしてしまい、

馬券的にもカスリもしない上半期のG1締めとなってしまいました。

しかし失敗を失敗のままにしてしまうか、

今後の「投資」に出来るかは、

これから何をするかに左右されるでしょう。

 

しっかりと反省をして、

秋のG1戦線につなげていきたいと思います。

 

宝塚記念の回顧ポイント

週中の分析記事で記した通り、過去宝塚記念牝馬が幾度となく好走してきたレースでした。

その中で「マリアライトという異質な牝馬の存在」と、「勝ちきれなかった牝馬×リピート騎手の立ち回り」という考察から、

リスグラシューは過去10年馬券になった事の無かった矢作厩舎の馬と言う事も合わせて、

危険な存在として捉えてしまっていました。

 

当日の7レースやリスグラシュー自身がモレイラ騎乗でエリザベス女王杯を勝ちきっているように、

ハーツクライ産駒×外国人ジョッキーの爆発力が、そういった不安点をはるかに上回った事、

そして何よりリスグラシューという馬自身が、

私が捉えていたよりもずっと強く、逞しい馬になっていた事が今回の爆発力の源でしょう。

直線の末脚も然ることながら、

スタートしてから番手を取るまでの姿は、

今まで見てきたリスグラシューとは全くの別馬のようだと直感的に感じました。

あの先行シーンを見て、レース中はずっとリスグラシューが勝つだろうと思いながら見ていたほどです。

 

  • 当日のレースを見て、ハーツクライ産駒の評価を上げられたかどうか

芝1600の4レース、そして何より宝塚記念と同じ芝2200の7レースで、

ハーツクライ産駒が突き抜けて勝利していました。

 

そして宝塚記念も2分10秒台の決着になった通り、当日の馬場は高速寄りの馬場でした。

 

過去のデータを元に、ステイゴールド産駒とタフな宝塚記念の相性を重視した私が、

今回の宝塚記念を的中できる訳がありませんでした。

これは導きだした答えという「結果」ではなくて、

その答えを出すにいたる「着眼点」と「発想」がいかに間違った方向だったかと言う事です。

数学と同じで、入り口で間違えた計算式から、正しい答えは導き出せないのです。

これは今後の予想を行う上でも、すごく重要で良い反省材料となりました。

 

  • キセキの適正を越えた実力を正しく評価出来たか

これも今回のターニングポイントでした。

キセキの適正は

  1. 高速馬場
  2. 叩き2戦目、3戦目
  3. 広い外回りコース
  4. 出来れば左回り
  5. 前半スローペースからのロングスパート

です。

この内1は当日のタイムで確認出来ましたし、

今回は大阪杯から間隔が空いたとはいえ、

陣営の調整過程を見ると「叩き2戦目」と言ってもいい状況でした。

そして5はキセキ自身が作り出せる流れです。

※ただ1つ、ノーザンファームの刺客として、

川田Jと仲の悪いと噂の(笑)デムーロJ騎乗のスワーヴリチャードが、

かなり早めにキセキを潰しに行くと思っていましたが、、、

 

思っていた以上にタイトな逃げを披露したキセキが、

それを許しませんでしたね。

そしてそれが、リスグラシューに大きく話される要因にもなったとは思いますが、、、

負けて強しの2着でした。

 

 

と言う事で今回は、

予想の入り口から間違えてしまった事で、

かなり時代遅れな予想を展開してしまいました(´・ω・`)

ブログを書いてる身としては、

恥ずかしさで一杯です。

 

今回の反省をしっかりと活かして、

ブログを見てくれている方々に参考なって、

出来たら馬券的中の一助になれるような情報を掲載していけたらと思っています。

 

最後になりますが、

リスグラシュー、レーンJ、本当におめでとうございました!!


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