今年は牡馬のレベルが低い世代と言われていますが、
そんなことは無く個人的にはレベルの高い個性派揃いだと思っています。
皐月賞についても自信を持って切れる馬が少なく、
だからこそ「血統で買いたい」馬をピックアップして、託すことにしました。
◎ダノンデサイルは父がエピファネイアで、
母は米国血統ながらリボー産駒のグロースターク＝ヒズマジェスティの血を3本とロベルトを持ち、血統としては非常に中山2000の大舞台向きと感じます。
エピファネイアはこのレースと相性の良いサドラーズウェルズの血を持ちますし、今年は産駒にも勢いがある。
京都2歳Sは世代の中で最もレベルの高かったレースで、
その中で京都ベターなシンエンペラーと僅差。
京成杯では不器用ながらポテンシャル高いアーバンシックを完封。
その馬が、このオッズは明らかに買い時（エイシンフラッシュを思い出します）と感じますので、この馬を思いきって本命にしました。
◯ミスタージーティーはドゥラメンテ×リッスンで、
同じ牝系からはアスコリピチェーノが桜花賞2着。
姉、兄もクラシックで存在感を示していますし、
ドゥラメンテ×サドラー×アイリッシュリヴァーと欧州寄りな血統ながら、母系の奥は快速牝系の血というのも、
皐月賞というレースにも、今年のタフな流れの速い時計にも合いそうな気がしています。
この馬が勝って佑介騎手のインタビューを聞いたら、さすがに泣いてしまいますが、そうなって欲しいという気持ちもあり、やはり一番勝ってほしいのはこの馬ですね。
▲レガレイラはポテンシャルはぶっちぎりで高そう。
スワーヴリチャード×ハービンジャーで、
今年の世代で最も勢いあるランズエッジ経由のウインドインハーヘア牝系。
スワーヴリチャードの軽さと重厚な母系のバランスに大物感あり、牝馬ながら皐月賞でも充分
戦える素質を感じます。
△シンエンペラー
全兄のソットサスは2100mの仏ダービーを2分2秒のタイムで勝ったように、
イメージ以上にこの血統は母方がスピード寄りで高速馬場適性が高い血統。
シンエンペラーも菊花賞がベストと見ていますが、
中山2000でも続けて高いレベルの走りを見せていて、
完成度と経験は1枚上。
ただ、ホープフルSはレガレイラに完敗でしたし、
直線でめちゃくちゃヨレてサンライズジパングに不利を与えていたように、一杯一杯のパフォーマンスでした。
もっと単勝が売れると思っていましたが、皆さんホントに馬券が上手いな、、、という感じ。
