◎サンライズフレイム
根岸Sはダート戦の中でも特に差し有利と言われているレースで、
これだけ差し差し言われていたら逆に前残りになりそうなもんですが(笑)
それでも例年早いタイムと上がりが求められるレースで、
フェブラリーSと違って1200〜1400巧者が集まって、
スピードが求められるのが原因と考えられます。
サンライズフレイムはドレフォン×アフリートにフジキセキとリアルシャダイとNijinskyで、
半兄のドライスタウトが無念の戦線離脱から、
大舞台出走への目標を託された格好。
母マストバイアイテムは自身も産駒も左回り巧者ですし、
芝でもそこそこのスピードを見せていたし、
祖母のビッグマリーンも芝1200の新馬戦勝ち馬。
半兄ドライスタウトがシニスターミニスター産駒ということを考えると、
父がドレフォンに変わった本馬はさらなる芝向きの要素が見込めますし、
凄まじい末脚を見せた前走から左回りへの変化は血統からもプラス。
大飛びの馬ですし、東京コースの相性もよく、
ここは5連勝で大舞台へコマを進めてほしいと考えます。
◯アルファマム
芝並の末脚を持っていると言えばこの馬が筆頭。
ただ、このレースにあまり実績のない牝馬ですし、
長い脚を使うタイプではなく、
一瞬のキレを活かすタイプの差し馬。
令和のブロードアピールの誕生を期待したいところですが・・・
上記したように凄い脚で追い込むも届く前に失速、
というシーンも大いに浮かぶので、
本命視はできず対抗評価まで。