2024年天皇賞春の予想〜京都長距離で重要な血〜

天皇賞


◎サリエラ
近年はゴリゴリのステイヤーがスピード不足で苦戦して、
サンデー系の中距離馬で、
高速決着にも対応できるけどスタミナもある、
みたいな万能タイプの馬が向くレースに。

サリエラは牝馬ですが、
ディープ×ドイツ血統という組み合わせで、マンハッタンカフェと同じSライン牝系。
全姉のサラキアは有馬記念で2着に来ましたし、
サリエラも東京コースではありますが牡馬混合重賞でスタミナのあるところを見せています。

馬群を縫ってイン差しが出来るドイツ血統で内枠ゲットできましたし、
レンブーケドールを好走させた実績のある厩舎で、
鞍上も長距離レースでは一番頼れるレジェンド。

小柄な牝馬なので揉まれるのは心配ですが、
広い京都で長距離なら。
エリザベス女王杯は結局内枠の馬で決まるレースの中猛烈に追い込んで来たので、
ここでリベンジを果たしてほしいです。
(ちょい人気しすぎな感じはしますが。。)

 

◎ドゥレッツァ
京都長距離では人気でも飛びまくっているキンカメ系ですが
ドゥラメンテ産駒になってからは潮目が変わって来ていて、
菊花賞でも大外から強いレースぶりで勝利したのがこの馬。

ただ、やはりエピファネイア産駒やドゥラメンテ産駒は乗り難しい面もあるので、乗り替わりは明確な下げ材料。

前走はあきらかなトライアル仕様で我慢をさせたので、
それが奏効して実力を発揮できたら、この舞台で一番強いのはやはりこの馬かな、と。

 

★大穴で少し買いたいハピ。
痛恨の外枠ですが、
キズナは牝系由来のスタミナがありますし、牡馬はそれが出て牝馬よりも適性距離が長くなりやすい。
さらに母方には京都長距離で好走馬を複数出しているディキシーランドバンドの血。
さらに京都で重要なブラッシンググルームも持っていて、
血統的に少し狙ってみたいのでワイドの相手に