【東サラ】2024年度募集馬評価⑭ディエンティの23

▼応援クリックお願いします(^^

 

 

評価は

◎出資したい!

○おススメ!

▲要検討

△様子見

×検討対象外

 

の5段階とします。

 

 

◇ディエンティの23

血統面:△

今年も来ましたディエンティ!

東サラさんではもうすっかりおなじみの母ちゃんですね(^^

 

全姉のセレブレイションキャットも、

一番仔のフィルバートも

繁殖牝馬として産駒が東サラでも募集されています。

(なぜか、レッドベルジュール産駒のフィルバート23は募集されてませんが(^^;)

 

本馬はディエンティの7番仔で、

ディープ、エピファ、ドゥラメンテなど一流サイアーを配合された兄姉と異なり、

レイデオロを父に持ちます。

ウインドインハーヘア牝系という点ではディープと共通しているし、

シンボリクリスエス持ちの点ではエピファネイアに、

そしてキンカメ系という意味ではドゥラメンテと共通しており、

全く違うところから来た種牡馬という感じではなく、

今までの流れを汲んでいる印象です。

 

レイデオロという馬は藤沢調教師だからこそダービー馬に出来た馬だと思っていて、

ウインドインハーヘア牝系の馬ですが、

キンカメ×シンボリクリスエス×Seeking the Goldという配合は、

ダービーや天皇賞を勝ってJCや有馬記念で2着するには、

やや硬質すぎる感じを受けます。

藤沢流の欧州的な「柔らかく末脚を伸ばす」という調教スタイルがあったからこそ、

あのような柔らかい芝中距離向きの走りが出来たのだと考えています。

 

つまり、サイアーとしてのレイデオロは、

現役時のイメージ以上に「硬質な種牡馬」と捉えても良いと考えています。

かといってウインドインハーヘア牝系の馬なのでダートは向かないし、

芝の短いところもあまり良くない。

母方からしっかりと柔らかい血(代表例はマンハッタンカフェなど)を取り入れて、

芝の中距離向きにチューニングしてあげる必要がある。

と言うのが、現時点での種牡馬としてのレイデオロ評です。

(今後の傾向を見て変わってくる可能性はありますが!)

 

そこへ行くとディエンティという馬は、

Storm CatAlydarDanzigという硬質なスピードとパワーの血で固めている馬なので、

上に書いたレイデオロのイメージとは、大分異なる感じ。

 

母方の奥にMahmoudの強いインブリードがあり、

牝系から取り入れるスピードとパワーは良いものがありそうなので・・・

それをレイデオロという種牡馬が受け止めて活かしきれるのか・・・?

ですが、今のところはミスマッチによる不安の方が大きい。

 

馬体も良く見て適性判断したいです。

 

馬体・歩様面:▲

体重:398
体高:153
胸囲:171
管囲:20.5

 

繋ぎの角度や馬体から感じる適性は、

芝のマイル~中距離あたり。

バランスが良いという感じの馬体ではなく、

ややゴツゴツしていて硬い筋肉質な感じの馬体に写ります。

 

歩き姿も決して脚の捌きが硬いわけでは無く、

むしろ後肢の可動域はすごく広くてしっかりと振れていると思うのですが、、、

なめらかな感じがせず、まだ全身のバランスをうまくとれていない様な印象。

 

馬体というか筋肉の質感には、結構母方のアメリカンな血が出ている感じですね。

仕上がりは早そうなので、

満口にならなければ結構早期にどんな馬に成長していきそうか、

ある程度見定めて出資判断が行えそうです。

 

総合評価:△

牡馬で6万円とは・・・

昨年のバブリーな価格に比べると、

レイデオロ産駒も大分安くなりましたね。

 

ただ、個人的に好みとは違うタイプなので、

総合評価は低めにしました。