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の5段階とします。
◇ベアトリッツの23
血統面：▲
父のポエティックフレアはアイルランド産の馬で、
英仏愛の3か国で活躍したマイラー。
G1の英2000ギニーや、
St.ジェームズパレスSを勝利しています。
引退レースでは欧州の一流馬がそろうチャンピオンSに出走。
2000ｍの壁に挑戦しましたが・・・
この年はG1を4連勝中だった3歳馬セントマークスバシリカや、
G3を2勝、G1を3勝で5連勝中であり、
チャンピオンSの直後には凱旋門賞で2着に好走した名牝タルナワなどが出走しており、
ちょっと相手が悪かったという感じの3着になっています。
血統的にはガリレオ系のDawn Approachに、
ロックオブジブラルタル×ロイヤルアカデミーII（Nijinsky直仔）×Majestic Light（プリンスローズ系）という欧州配合で、
日本の活躍馬にも多く入っている名種牡馬ジャッジアンジェルーチを輩出した、
Victorian Queenの牝系に属します。
Dawn Approachは産駒のファストアプローチ（母は東サラおなじみジョリージョコンド）がJRAの芝で3勝していますし、
ポエティックフレアも配合次第では日本の芝でも十分にやれる馬が出そうな種牡馬だと思います。
本馬は母のベアトリッツがディープインパクト産駒で、
JRAの芝（全て京都マイル）で3勝を上げた実績馬。
ワンカラットやジュエラーなどを輩出した名繁殖バルドウィナの牝系で、
日本の芝の大舞台でも実績が有るのは心強いところ。
ただ、懸念点としてはスクリーンヒーローやモーリスと言った、
実績ある父を持つ兄弟が良い成績を上げていないところ。
父が外国産新種牡馬に替わって未知の魅力はありますが、
5代アウトブリード配合でスピード面の懸念もありますので、
馬体や動画を注視したいところです。
馬体・歩様面：▲
体重：395
体高：151
胸囲：173
管囲：20.5
まだ後躯が緩い感じがして、
力強さはありませんが柔らかい動きをする馬だと思いました。
馬体のバランスも悪くなく、トモの大きさや丸みもあるので、
所謂「パンとしてくる」状態になり、馬体重も増えてくるとガラッと変わりそうな気配があります。
＠4.5万円と最安レベルの価格ですが、
厩舎も若手ですし血統も未知な感じだし、
突出して良く見える馬でもないので、
この馬は先行満口にはならないんじゃないかな？？と感じます。
総合評価：▲
この馬は血統的にも興味ありますし、
変わり身が大きそうなので、
積極的な監視リストに入れたい一頭だと感じました！
納得できるタイミングになる前に、
満口になってしまったらご縁が無かったという事で・・・(^^;
