ノルマンディー2020年募集馬⑯シュヴァリエの19

シュヴァリエの19

 

 

母はノルマンディーのクラブ馬でした。

上もノルマンディーで募集されていて、

マツリダゴッホ産駒なのでまさに岡田スタッド、ノルマンディーの結晶のような馬ですね。

 

馬体に関しては現状420Kg台と小柄ですが、

4月生まれですし、そんなに気にならないですかね。

それよりも馬体の写真をみてパっと見の印象ですごく気品があって良さそうな馬だなーと思いました。

 

そして歩様動画もきびきびと推進力を感じて素晴らしい。

馬体の印象通り、小柄さを感じさせないバランスの良さと力強さがあります。

 

マツリダゴッホの現役時代の武器は、

なんと言っても中山を庭にしていた捲くりで、

それをあの一線級メンバーのレースで行って押し切るには、

高い機動力と持続力が必要となります。

そして中山の急坂を駆け上がるパワーも。

 

割と我の強い適正の伝え方をする種牡馬で決して超大物を出すタイプでは無いですが、

配合相手によって少し適正の異なる産駒を出しています。

 

例えば重賞馬でいくと、

ヘイロー3×5を持ったウインマーレライはヘイローの機動力を活かした小回り巧者で、

福島で重賞を勝って、札幌や中山で良績を上げました。

 

リアルシャダイノーザンテーストの底力補完を得たロードクエストは、

2歳〜3歳時はクラシック有力候補でした。

後に父の我が出てきてスプリンターになりましたが。

 

古馬になっても中距離で活躍したマイネルハニーは、

母がオークスに出走した中距離馬でしたし、

母父のナリタブライアンがスタミナの源泉でした。

 

中距離を逃げるあのスピード、ダッシュ力は、

祖母がスプリンターだったことも大きいでしょう。

 

・・・話が少し脱線してしまいましたが、

シュヴァリエの19が持つボールドルーラーのクロスは、

先に上げたロードクエストマイネルハニーと言った活躍馬と共通しています。

 

加えて母父がダートや高速馬場適性の高いフレンチデピュティ

母系はタニノギムレットを出した底力のある母系なので、

芝であれば2〜3歳時は1800くらいまで走れそうですし、

ダートにシフトしても潰しが効きそうです。

 

何より、

母も兄も非常に丈夫な馬で、

数をかなり使えているのはストロングポイントですよね。

やはり一口馬主は出走してくれないと楽しめないので・・・

 

 

この馬はすごく良いと思います。

価格も厩舎も◯

 

評価:◯