【東サラ】2021年度募集馬評価⑫レッドマジュールの20

レッドマジュールの20(牡馬)

 

レッドマジュール20

 

1口出資額(税込):65,000円

生年月日:5月2日

厩舎:75,000円(美浦

生産牧場:杵臼牧場

育成牧場:坂東牧場(予定)

生産時母年齢: 8歳
 

馬体・歩様面
 

顔つき:▲

体重:390kg

体高:148cm 

胸囲:163cm

管囲:18.8cm

バランス:▲

繋:普通・長

飛節:普通

遅生まれなのもあってまだまだ全体的にコンパクトですが、

青鹿毛でバランスも良く目を引く馬体。

 

管囲が細いのは、脚元の丈夫さと馬体のボリュームアップを望む上ではウィークポイント。

繋ぎは長めで適正は芝中距離かと。

 

動画を見た感想としては、正直写真のほうが良く見えたな、、、と。

動きが緩慢で力が無さそうな印象で、

前向きさの様なものもあまり感じられなかった。


血統面


父:リオンディーズ
母父:ディープインパクト
母母父:Lahib


インブリードサンデーサイレンス M3×S4

 
主な兄弟馬:ルージュノブレス(未出走)

活躍イメージ:芝1600~2000

厩舎相性:〇

 

母のレッドマジュールは超良血馬で、

ディープインパクトに母がフランスのヴェルメイユ賞など、

G1を3勝した名牝Mandeshaを輩出したマンダララ。

この一族は東サラではおなじみになっていて、

レッドマジュールの他にレッドベルフィーユ(レッドサイオンの母)や、

レッドシェリール(レッドアルマーダの母)などもマンダララの産駒。

 

さて、本馬は父にリオンディーズを迎え、

最近トレンドになりつつあるサンデーサイレンスの3×4を血統表に内在させています。

母系は上記のように良血で、かなり芝向きの欧州寄りの血統。

 

そのため芝適正という面では約束された感じですが、

半面馬体のパワーやボリューム感(筋肉量)などは不安点。

父のリオンディーズはシーザーリオの影響が強く、

兄弟含めて割と仕上がりの早かった馬。

 

母系の奥手な成長力と上手くかみ合ってくれると良いですが、

小柄なまま、さして成長力もなく・・・という感じが出てしまうと、

開花せずにシーズンを終えてしまう懸念も秘めています。


総合評価
 

総合評価は▲としました。

血統面は魅力ですが、
決して安い募集額ではありませんし、

現状やはり小柄すぎます。

 

母優先で出資される方が多いと思うので、

そういった方以外は馬体の様子見できれば・・・という馬に感じます。