【東サラ】2021年度募集馬評価⑪ヴィヴェンシャルの20

ヴィヴェンシャルの20(牝馬

 

ヴィヴェンシャル20

 

1口出資額(税込):45,000円

生年月日:3月30日

厩舎:宮田敬介(美浦

生産牧場:社台牧場

育成牧場:富田ステーブル(予定)

生産時母年齢: 9歳
 

馬体・歩様面

顔つき:▲

体重:404kg

体高:149cm 

胸囲:170cm

管囲:19cm

バランス:△

繋:立ち・普通

飛節:曲飛

 

顔の小さい馬で上品さを感じさせますが、

まだかなり腰高で幼い馬体。立ち気味の繋ぎ。

 

そして何より胴回りが異様に短くて、

キタサンブラックとはかなり違う形に出たなー!

と思いました。

母系の影響が強ーく出てそうな馬体です。バランスは決して良くないと感じました。

 

血統面


父:キタサンブラック

母父:Mutakddim

母母父:Louis Quatorze

インブリード:Halo S4×M5、Lyphard S5×S5、Northern Dancer M5×M5

 
主な兄弟馬:ルージュティアーモ

 
活躍イメージ:ダート1400〜1800

 

厩舎相性:△

 

キタサンブラックの2年目の世代となる産駒で、

あれだけ話題と人気のあった父ですから、

その産駒の活躍ぶりや出来栄えはやはり注目されています。

 

本馬は母父がシーキングザゴールド系のMutakddimで、

このMutakddimを母父に持つ馬はかなりの割合でダート馬。

ノーザンファーム生産の父ディープインパクトの産駒(キングダムウイナー)でさえ、

ダートで勝ち上がって、今でもダート戦に出走しています。

賞金上位馬のTOP10すべてがダート馬ですから、

この馬もダートが主戦場になるんじゃないか、と予想されます。

 

母母父のLouis Quatorzeという珍しい血はこちらもダート馬で、

プリークネスステークスなどを制したアメリカ型のノーザンダンサー種牡馬です。

 

キタサンブラック雄大な馬体とLyphard 4×4の持続力と粘りで中長距離芝戦線を席巻した馬でしたので、

母方にダート的な米血要素を取り入れるのはバランスが良いと思いますが、

入れたスパイスが強すぎて、味を完全に持って行っちゃったような配合。。。に私には思えます( ;∀;)

 

厩舎は、今年のダービー4着馬グレートマジシャンで有名になった若手の宮田厩舎。

この厩舎は木村厩舎などと同じくノーザン外厩

連携が強みだと思っているので、

ノーザン生産で無い馬は現状割引かな、、、という感じ。

 

総合評価


総合評価は△としました。

うーん、キタサンブラックの産駒に求めたいイメージと、

馬体、血統両面で乖離が大きすぎる。