【東サラ】2021年度募集馬評価㊱フィルバートの20

フィルバートの20(牝馬)

 

フィルバート20

 
1口出資額(税込): 60,000円

生年月日:3月26日

厩舎:齋藤崇史(栗東

生産牧場:谷川牧場

育成牧場:谷川牧場(予定)

生産時母年齢: 7歳
 

馬体・歩様面

 

顔つき:▲

体重:408kg

体高:153cm 

胸囲:170cm

管囲19.5cm

バランス:▲

繋:普通・短

飛節:普通

全体のバランスは悪くなく、
胴長でゆったりとした造りの馬体。
線は細目で、同じリアルスティール産駒のアイリッシュシー20と比較すると、
ボリューム感などはまだ大分劣っていて成長待ちな感じ。

表情は素直そうな感じで、
歩様もおっとりした気性を感じさせる感じで、
距離の融通性がありそう。

 

血統面

 

父:リアルスティール

母父:High Chaparral

母母父:Storm Cat

インブリードStorm Cat S3×M3、Northern Dancer M4×S5×M5、Raise a Native S5×M5

主な兄弟馬:レッドベスティア

活躍イメージ:芝1600~2000

厩舎相性:▲

父は超良血馬の新種牡馬リアルスティールで、
距離の融通性の高い馬でした。

母父High Chaparralの馬はユニコーンライオン、シゲルピンクダイヤ、
アマルフィコーストなどの活躍馬が出ていて、
賞金上位のこの3頭は芝の重賞で人気薄で穴を空けるキャラで、
これは秘めたる底力がないと出来ない芸当です。

そして何と言っても東サラの募集馬なので、
2代がディエンティなのは特筆。
割と重さとズブさに近いパワーを伝える母系のように見受けられるので、
距離適正は長めでダート馬のほうが大物が出そうな一族だと思っていて、
リアルスティール産の牝馬となるとどうか・・・という点が心配点。

 

総合評価

 

総合評価は△としました。

母系の適正がダート寄りだと思っていますし、
やはりこの多重クロス・インブリードはリスクを感じますので。