ダンシングラグズ21
血統面
父のCurlinはケンタッキーダービー3着、プリークネスS1着、ベルモントS2着とクラシックでも活躍し、
古馬になってもブリーダーズCクラシック1着、ドバイワールドC1着など、
G1競争を7勝した卓越した競走馬。
その血統はSmart Strike×Deputy Minister×Bates Motelという配合で、
基本的にはダート適正が高いものの、早い馬場にも対応可能な血統構成。
母系はNijinskyとHigh Hatで欧州ステイヤーの血統。
パワーとスピード要素を身上とする父系の受け皿として、
しっかりと底力を補完していて万能性を感じさせます。
日本で走っている産駒は合計33勝している中で芝が7勝、ダートが25勝という事で、
確実にダート寄り。
母のダンシングラグズもUnion Rags×Storm Catという北米要素強い血統配合で、
こちらはダンシングラグズ自信と、その祖母のJewel PrincessがG1馬という、
競走能力に優れた母系。
高い素質と適正の幅広さを感じさせる構成ですが、
基本はダートの中距離馬という認識で良さそうです。
馬体・歩様面
顔つき:▲
馬体のバランス:▲
歩様動画:▲
活躍イメージ:芝・ダート1600〜2000
厩舎相性:〇
おや・・・?
思っていた以上に芝寄りの場体構造。
個人的にはすんごい寝ぎみの左前のつなぎが気になりましたが、
まあこれは写りの問題の範囲かな?
ボインビューティ21のようにゴリゴリの筋肉質ではなく、
芝ダート兼用のしなやかさもありそうで、
歩様もはなかなかきびきびとしていて、
前向きさやスピード感も感じました。
芝ダートのマイル~2000くらいまで幅広い適性を示しそうですが、
芝の走りもかなり見ていたいです。
総合評価:▲(要検討)
良血馬ですが、牝馬でこの価格は少し高い・・・
厩舎は1番人気と言っていい厩舎ですし、数を使ってくれる。
芝でもダートでもOKと心強い厩舎ですので、
この血統、価格の馬を預託する先としては申し分ない気がします!