【ノルマンディー】2022年度募集馬㊻ビートフォルテの21

▽評価について

評価は以下の5段階とします。

◎(出資したい!)

〇(おすすめ!)

▲(要検討)

△(様子見)

×(候補対象外・・・)

 

■ビートフォルテの21

 

 

牝馬  2021年4月4日生まれ

生産:熊本・坂本秀樹

厩舎:栗東・小栗実厩舎入厩予定

募集総額:880万円

1口出資額:22,000円

 

▽血統面

父:アポロケンタッキー

母父:ゴールドアリュール

母母父:A.P. Indy

 

父のアポロケンタッキーは2016年の東京大賞典を勝ったダートの中長距離馬で、

早世してしまったのが惜しまれますが、

残されたわずかな世代の産駒に期待がかかります。

 

その血統構成はLangfuhr(Danzig産駒のダート中距離G1馬)×Gone Westミスプロ産駒のダート中距離G1馬)×Salt Lake(Deputy Minister産駒のダート重賞馬)という配合で、

産駒もそのほとんどがダートを得意舞台とすることは間違いなさそうです。

 

本馬はそこへ母父がゴールドアリュール、母母父A.P. IndyでSecretariat5x5のクロスを持ち、

ダートの中距離で父譲りのスタミナを活かす走りを期待したいところ。

 

それだけに、牝馬というのが個人的には大きなネックですが、

最近は特に牝馬路線もダートの選択肢が充実しているので、

その点がカバー材料か。

 

しかし、最近はダートでも芝向きの時計の速さとスピードが求められるので、

血統的にはその点で結構苦労しそうな感じはしますね。

 

▽馬体面

467㎏と十分な場体重を有している点は、

ダート路線を走っていく上では心強いですね。

 

フォルム的にもがっしりとした感じでパワーがありそうです。

 

歩きぶりはピッチが速く可動域は狭そうですが、

前向きさと動きの良さが感じられて好印象でした。

 

 

総合評価:▲(要検討)

この血統で牝馬なのが残念ですが・・・

この価格ならダート路線で着実に賞金を稼いでくれるのを楽しむという意味では、

悪くない存在かな?

とは思います。

馬体や歩様が悪くなかったので!

 

先行満口にはならなそうですし、

変わり身を見て判断するのがいいのではないかと思いますね!