【ノルマンディー】2022年度募集馬㊽ソヴリンヘイローの21

▽評価について

評価は以下の5段階とします。

◎(出資したい!)

〇(おすすめ!)

▲(要検討)

△(様子見)

×(候補対象外・・・)

 

■ソヴリンヘイローの21

 

 

牝馬  2021年3月4日生まれ

生産:米国

厩舎:栗東清水久詞厩舎入厩予定

募集総額:2,960万円

1口出資額:74,000円

 

▽血統面

父:Practical Joke

母父:Haynesfield

母母父:Pulpit

 

父のPractical Jokeはアメリカの馬で2歳シーズンにG1を2勝、

3歳シーズンにG1を1勝、G2を1勝した早くから完成度の高いダート馬で、

距離が長かったと思われるケンタッキーダービー以外のレースでは、

非常に安定した戦績を残しました。

 

その血統はInto Mischief×Distorted Humor×Gilded Timeという配合で、

仕上がりの速さだったり、早い馬場への適正だったり、

非常にいろんな意味でのスピード性を感じる血統構成です。

 

母の父Haynesfieldはアメリカで19戦10勝ですが、

遅咲きだったのとビッグレースではあまりいい成績は残せませんでしたが、

その中で4歳シーズンにジョッキークラブ金杯というG1レースを制しています。

 

一族からは4代母の分岐でエーシントップ(京王杯2歳S、シンザン記念、NZTなど)

が出ていますが、

本馬は芝ではなくダートを活躍舞台にしてほしい血統構成です。

 
▽馬体面

アメリカ産馬らしいボリューム感と筋肉質な感じがありながら、

皮膚の感じもよく健康そうでいかにも走りそうな感じを受けます。

 

繋ぎはやや長めで少し寝気味。

脚元のつくりは芝向きの印象を受けます。

 

動画を見た印象は、まだちょっと立派な体を持て余し気味、

という感じかな。

のっそりと歩いてスピード感はありませんが、

雄大な感じがしますので、

豪快に大きなストライドで大箱コースを撫で切るようなレースが期待されます。

 

 
総合評価:△(様子見)

これだけの価格、せっかく米国から仕入れてきた一頭なのでもちろん悪くはないんですが・・・

これだけの出資金額を払って出資するほどの魅力を感じなかったかな?

というのが正直な感想ですね。。

 

大きな変わり身が出てきたら検討するかどうか、

というところです。