ルージュフェリーク(ルーヴインペリアルの18)が引退となりました。
フェリークはたしか先行募集時期では満口になってなくて、
当時は社団ファームもちょっと成績下降中というか、
ノーザンファームに押され気味期間中だったので、
芝の中距離という王道路線血統のこの馬についても、
先行期間中は出資を迷ったのを覚えています。
ただ血統的にはやはり光るものがあって、
父は英ダービー、エクリプスS、愛チャンピオンS、そして凱旋門賞を制したこの時期の欧州最強馬ゴールデンホーン
母ルーヴインペリアルは競走馬としての実績はありませんが、
結果的に産駒からはインペリアルラインやヴェロキラプトルなどの複数勝利馬を出していて、
ルージュフェリークも勝ち上がっているという優秀な繁殖牝馬。
何よりも祖母のLouveterieが素晴らしくて、
自身は仏オークス2着とG 3のヴァントー賞勝ち。
そして産駒からイスパーン賞勝馬やグランクリテリウム勝馬といったG 1馬を出しています。
娘のLouveもG 3を勝利して、
G 2、G 3勝ち馬を輩出しています。
ルージュフェリーク自身はスピード不足が目立ち競走成績は地味でしたが、
大きな頓挫もなく丈夫に長く、堅実な活躍をしてくれました。
血統的に向いているはずだった北海道の洋芝の長距離戦に使われなかったのは心残りですが、、、
勝ち上がりの大切さを教えてくれました。
芝レースでの勝利の夢は、
産駒に期待したいと思います。
一族や兄弟が競走馬として成功しているので、
きっとフェリークも繁殖として活躍するチャンスを与えられると信じて、
願わくば産駒に出資させてほしいと思っています。
ありがとうルージュフェリーク!
幸せな第二の生活を送って下さい!