ナンヨーユナの20
牝馬 2020年3月6日生まれ
募集総額 1,200万円
1口出資額 30,000円
血統評価:S(SS〜Cの5段階評価)
父:エピファネイア
母父:ジャングルポケット
母母父:サンデーサイレンス
今や飛ぶ鳥を落とす勢いのエピファネイア産駒ですが、
まずエピファネイアという種牡馬について個人的に反省している点があって、
それは「言ってもシンボリクリスエス産駒」という事で、
デアリングタクトが出る前まではロベルト系のプロトタイプに当てはめてしまって、
牝馬の産駒を正当に評価出来なかった点です。
この種牡馬はリオンディーズなんかも今後良い繁殖を付けられるとそうなって来ると思うんですが、
とにかくシーザリオの良さが産駒に出ますね。
つまり東京1600〜2400だとか、
阪神1600だとかの王道コースで強い。
そして結構不器用な面もあって、揉まれ弱い。
父のエピファネイアもそんなタイプで、
皐月賞やダービーを取りこぼしたり、
古馬になってもなんか噛み合わずに、
結局最強の走りを見せたのは「教育」の鎖を完全に外して、
ハイレベルメンバーの作り出すペースと重い馬場を気持ちよ〜く走らせた、
ジャパンカップでした。
そういったメンタル面や不器用さも実力のうちだというのは分かっているのですが、
エピファネイアという馬のポテンシャルはあんな戦績に収まるものではなかったと、
今でも思っています。
少し話が脱線しましたが・・・
この馬はそんな父の産駒の中で、
破格の一口30,000円という出資額。
正直、もうそれだけで出資を決めてもいいレベルの価格だとは思いますが笑
サンデーサイレンス3×4のトレンドインブリードも備えています。
そしてこの馬は母父がジャングルポケットですが、
母父キングカメハメハで成功しているので、
同じヌレイエフ保有のダービー馬であるジャンポケというのは、
良いんじゃないでしょうか。
ただ、母父キンカメはそれ以外でも大成功していますが、
母父ジャンポケは一番成功した馬がミッキースワローというところで、
少しスケールダウンは否めませんが。
トニービン系というのも、
エフフォーリアが成功しているので、良いのではないかと。
馬体評価:B(SS〜Cの5段階評価)
まあね。
これで馬格もあって馬体もよかったら、
この価格にはなりませんよな。
芦毛なのも有りますが、立ち写真でもまだメリハリに欠ける印象なのと、
パッと見た印象通り、
まだ小さくて幼い女の子という感じで・・・
競走馬として他の良血馬たちと伍して走っていくイメージが、
まだ全然持てませんでした。
動画の歩様は、良くも悪くもという感じですかね。
現段階では、明らかに成長待ちの段階かな。
総合評価:A(SS〜Cの5段階評価)
この価格でエピファ産駒に出資出来るなんて、
この馬くらいなんじゃ・・・とは思いますが、
父も今や一番の人気種牡馬で種付け頭数も多いですからね。
その中ではどうなのか・・・と言われると自信が持ちづらいかな(^_^;)
まだでも、価格を考えたら全然有りかなと思いますが!