【ノルマンディー】2022年度募集馬③カネショウメロンの21

▽評価について

評価は以下の5段階とします。

◎(出資したい!)

〇(おすすめ!)

▲(要検討)

△(様子見)

×(候補対象外・・・)

 

カネショウメロンの21

 

 

牡馬  2021年4月18日生まれ

生産:新ひだか下屋敷牧場

厩舎:栗東・辻野泰之厩舎入厩予定

募集総額:3,520万円
1口出資額:88,000円

 


▽血統面

 

父:ドゥラメンテ

母父:ディアブロ

母母父:コマンダーインチーフ

 

日本競馬の結晶とも言える超良血馬であった父のドゥラメンテ

その早世は産駒が活躍すれば活躍するほど、

ますます惜しまれます。

 

本馬は母父こそダートスプリンターであるディアブロ(Halo系)ですが、

母母父のコマンダーインチーフは歴代最強ランクの凱旋門賞馬と言われたダンシングブレーヴの産駒で英愛ダービー馬。

さらにニジンスキー系のラッキーソブリン(日本で種牡馬として活躍)にヴィミーキングジョージ馬で日本でも種牡馬として活躍)に日本の在来牝系という配合ですから、

非常に一昔前のステイヤー的な底力とスタミナを感じる配合です。

 

ドゥラメンテが日本競馬の結晶と言える血統なら、

母のカネショウメロンは日本競馬の歴史を感じさせるような血統で、

ミーハーなファンも通もどちらも好みそうな血統(?)と言えるかも(笑)

 

▽馬体面

 

馬体もある程度血統通りの印象で、

よく言えばゆとりが有ってのびやか。

かなり長距離適性が有りそうな感じを受けます。

 

悪く言えばまだゆるゆるな印象で、

かなり鍛えてスピードやパワーを養わないと、

特に2歳~3歳前半シーズン(つまり勝ち上がり)は苦労しそうと感じました。

 

写真ではほっそりして見えますが、

動画で見ると結構なゆとりと言うか緩慢さを感じます。

 

 

 

 

総合評価:△(様子見)

 

まあ父の産駒がこれだけの活躍ですからね・・・

この強気価格は当然と言えば当然かもしれません(購入馬ですし。)

 

あと、厩舎は一口界隈では結構評判がいいですし、

名門角居厩舎のイズムを引き継いでいる頼もしい厩舎。

 

ステイヤーとして開花するかどうか。

開花するならいつなのか。

もう少し成長を見極めて出資すべき馬体と価格帯だと感じています。