▽評価について
評価は以下の5段階とします。
◎（出資したい！）
〇（おすすめ！）
▲（要検討）
△（様子見）
×（候補対象外・・・）
■エメラインの21
牡馬 2021年3月11日生まれ
生産：浦河・バンブー牧場
厩舎：栗東・吉岡辰弥厩舎入厩予定
募集総額：3,280万円
1口出資額：82,000円
▽血統面
父：ビッグアーサー
母父：マンハッタンカフェ
母母父：Chester House
祖父のサクラバクシンオーはPrincely Gift系のスピードの部分を純化した存在で、
自身が一流のスプリンターでしたが、
産駒も勝ち鞍のほとんどがマイルまでで、
芝でもダートでも1000m～1300mの距離が圧倒的に多い。
全8勝を全て芝1200ｍ戦で上げた純然たるスプリンターでした。
イメージ通り産駒は仕上がりの早い種牡馬のようなので、
洋芝に強い母父マンハッタンカフェとの組み合わせでは、
函館2歳Sなど早期の活躍を期待したくなります。
今のところ代表産駒となっていて、
同じミスプロ4×4のインブリード持ちのトウシンマカオのようなイメージを期待したいですが、
母がニジンスキーのクロスもちで中距離で活躍しているトウシンマカオに比べると、
距離の融通性という面で本馬は劣りそうです。
▽馬体面
まだ腰高で幼さを感じる面もありますが・・・
すでにスプリンターらしい素晴らしい筋肉量の馬体。
写真で見る以上に、歩様動画ではバランスも良く見えて、
強気な価格の理由もこの完成度の高さを見ると分かるかなという感じです。
繋ぎは思っていたよりも長めですが、
ダートよりは芝に向きそうかなという感じで、
距離はやはり1400ｍまでくらいが良さそうな印象を受けました。
総合評価：△（様子見）
うーん、完成度の高さは認めつつも。
厩舎も優秀な若手厩舎でクラブの期待感を感じますが、
ビッグアーサー産駒の活躍の現状を見ると、
この価格はあまりにも高いです(^^;
