【ノルマンディー】2022年度募集馬㊳レンヌルシャトーの21

▽評価について

評価は以下の5段階とします。

◎(出資したい!)

〇(おすすめ!)

▲(要検討)

△(様子見)

×(候補対象外・・・)

 

■レンヌルシャトーの21

 



 

 

牡馬  2021年5月27日生まれ

生産:浦河・フクオカファーム

厩舎:美浦池上昌和厩舎入厩予定

募集総額:1,920万円

1口出資額:48,000円

 

▽血統面

父:ワールドエース

母父:アグネスタキオン

母母父:Bob Back

 

自分としては、現役時代大ファンだったワールドエースから、

なんとか後継種牡馬が出てほしい!と思っているのですが・・・

今の所まだそれが叶いそうな産駒状況ではないのが残念なところ。。

 

皐月賞2着→ダービー4着とクラシック戦線で涙をのむ結果となった後、

左前屈腱炎で戦線離脱。

復帰2戦目のマイラーズCをレコード勝利したときは泣きました。

 

血統面では父ディープインパクトに、

母のマンデラワールドエースの他にワールドプレミア(菊花賞馬)、

ヴェルドライゼンデ(鳴尾記念勝ち、ダービー・JC3着などドリームジャーニー代表産駒)などを出す一流繁殖牝馬と言える名牝。

 

ドイツ血統を主軸にしたスタミナと底力抜群の牝系ながら、

スピードにも優れている優秀な血統で、

種牡馬としてもまだ引き出しがあるはずだと思っています。

 

本馬に話を戻すと、

その父ワールドエースに母父がアグネスタキオン

(個人的にはサンデー系×サンデー系の配合にはまだ違和感を感じてしまうんですが・・・どんどんこれから増えてくるでしょうね・ω・)

 

母母父のBob Backはロベルト産駒の超マイナー種牡馬ですね。

 

母方祖母のレンⅡは97年のドルメロ賞というイタリアの重賞を勝っていて、

牝系の近親にはレインダンスやリフトザウイングスなど芝の重賞戦線での活躍馬、

障害競争で活躍したケイティクレバーなどが出ています。

 

流行?になりつつあるサンデーサイレンスの3×3で、

気性面と体質面で悪い方に出ないことが望まれます。

 

▽馬体面

遅生まれで440kgとやや華奢な感じのする馬体ですが、

全身のバランスの良さと芝向きの切れ味がありそうな馬体、

それにキリッとした賢そうな表情が非常に好印象なグッドルッキングな馬だと感じます。

 

顔が小さく、皮膚のハリ感なども上々。

芝のマイル〜中距離で堅実に活躍できそうなイメージで、

写真ではものすごくいい馬に見えますね!

 

ただ、動画を見てちょっとトーンダウン。。

前脚の出方などは悪くない感じですが、

後ろがややついてきていない感じでトボトボ歩いている印象を受けました。

(ちょい疲れ気味?)

 

あまり前進気勢を感じない歩様で、写真が好印象だっただけにギャップを感じましたね。

 

 

 
総合評価:△(様子見)

 

ワールドエースファンとしては大物の出現を望みますが、

おそらく出るとしたらNF生産馬なのかなあ・・・と。

結構きれいな欧州配合の馬なので、

母系は米国の一流血統が好相性なのかなと考えています。

 

血統面、動画で見た馬体・歩様面からあまり強い推し材料を感じられず。

価格もそこそこするので、様子見できそうなうちは検討候補にとどめておいたほうがいいかな、

という感じですかね。