せっかくセールに来たんだし、なんか買って帰らなくちゃ!
↓
帰って再度冷静に試着
↓
なんか思てたんとちゃう(´・ω・`)
という感じにならないように、
一頭一頭募集時からの変化(成長)を見ながら、
検討していきたいと思います!
シックスイス21(締切間近)
■近況情報(2023.5.1)
ファンタストクラブ
・馬体重:460キロ
・熱発による休養を経て、トレーニングを再開。
・現在は上がり3ハロンを14-14-14で駆け上がってくる坂路調教、ダート周回コースにおける単走、並走を交えての1600~2400mのキャンターといったメニューを、とても元気にこなしている。
・スピード能力の高さは、乗り役の誰もが評価する長所で、キッチリと折り合いが付く点も、魅力。
・体高が伸びるなど、馬体も順調に成長。
特に東サラ会員界隈ではあまり評判がよくなさそうですね。。。
キズナ産駒で7万円という募集額のこの馬がまだ売れ残っているのは、
そういった面と半姉(エトワール)と半兄(マグナス)が、
競争成績が良くないことが主な要因かな。
(しかも姉は父ディープで、兄はドゥラメンテですからね。。)
個人的に社台系の馬を全く手掛けず、
日高の馬を一流に育て上げる実力派の昆貢厩舎は好きな厩舎なのですが、
ネックとしては活躍馬の大半が牡馬であることですね。。。
牝馬で目立つのは、ミスパンテールやアンジュデジールといったところで、
最近の活躍馬であるトップナイフやマテンロウオリオン&レオなども牡馬ですし、
古くはディープスカイやローレルゲレイロ、ヒルノダムール、シュウジなどなど・・・も、
みな牡馬です。
ただ、この馬はいいですね。
募集時からいい馬だなとは思っていましたが、
反面で表情や馬体、歩様から感じる前向きさや覇気があまり無いなというネックは感じていました。
しかし最新の馬体写真や動画での調教ぶりからは、
だいぶ成長した姿がうかがえます。
馬体や走法、血統から、芝でもダートでもやれそうな感じは、
このまま進めばデビューも遅くならなそうなので、
まずはクラシック路線を狙って、開花しなければ地方の牝馬ダート戦線も視野に・・・
と活躍の場は広そうな感じです。
父のキズナは、
・母父のStorm Cat(Storm Bird×Secretariat)と母母父Damascusのスピードとパワー
・3代母Fijiのスタミナと底力
が血統的なストロングポイントだと考えていますが、
牝馬の活躍馬でも、
・ソングライン⇒母父シンボリクリスエスがSeattle Slew内包で、母母父アグネスタキオンがHaloとBold Ruler内包
・アカイイト⇒母父シンボリクリスエスがSeattle Slew内包で、母母父Mud Routeがニジンスキー(≒Storm Bird)系×Halo系、母母母父がMiswaki(ミスプロ×Buckpasser)
・マルターズディオサ⇒母父Grand Slam(父のGone Westがミスプロ×Secretariat)、母母母父ジェネラス(ニジンスキー(≒Storm Bird)系×Bold Ruler系)
・テリオスベル⇒母母父マルゼンスキー(ニジンスキー(≒Storm Bird)×Buckpasser)
・ステラリア⇒母父Motivatorがモンジュー×Gone West(ミスプロ×Secretariat)で、
母母父がBluebird(Storm Bird直仔)
・スマートリアン⇒母父Mr. GreeleyがGone West(ミスプロ×Secretariat)×Bold Ruler系で、4代母父がNijinsky
などなど、しっかりとキズナのストロングポイントを増幅しているような馬が、
それぞれ適した幅広い舞台で活躍していて、
ダートでも結構やれているんですよね。
本馬も母のシックスイスはアルゼンチンの重賞Winnerですが、
母父Luhukがフォーティナイナー(ミスプロ系)にDr. Fager(米血)で、
母母父MutakddimがSeeking the Gold(ミスプロ×Buckpasser)×Seattle Slewで、
そこへNumbered Accountの名牝系(名種牡馬Private Accountやダービー馬マカヒキなどを輩出)ですし、
父キズナの持つディープやDamascusの血との適合性も高そうですから、
これは血統的にも非常に楽しみな馬なんじゃないでしょうか。
姉や兄以上に、
キズナ産駒であるという時点でプラス要素が大きそうな配合でいいですね。
善は急げということで、
書いているうちにいても立ってもいられず・・・早速一口出資申込みしてしまいました(笑)
長くなったので、今回はこの馬に関してのみで(^o^)