2023年セントライト記念〜中山2200大外で乾坤一擲〜

セントライト記念

 

◎グリューネグリーン

 

正直このレースはすんごく悩みましたが、

「そのレースだからこそ買いたい馬」を、

最重視して買うという初心に帰りました。

 

グリューネグリーンは今回買い材料の宝庫で、

まずは結構懸念されている?大外枠。

今回大外も大外。徹底的に外ですが、

以前弥生賞の予想で書いたように、中山巧者だった兄のヴェルデグリーンが、

とにかく外枠(2桁馬番)で馬券になっていた馬。

 

▼詳細はコチラで

 

やはり同じコースのオールカマーAJCCを勝った兄が引き合いに出されていますが、

オールカマーは6枠12番

AJCCは5枠10番とこちらも2桁馬番での勝利でした。

 

そして2つ目の買い材料が厩舎。

相沢厩舎はとにかくこういった非根幹コースが得意な厩舎で、

最近でもライラックエリ女激走が記憶に新しい。

 

中山2200重賞も上述のヴェルデグリーンの2勝の他、

クリールカイザーでもAJCCを勝利。

中山1800のスプリングSダンスインザモア、エメラルファイトで2勝。

 

そして3つ目に騎手。

上述の相沢厩舎の中山2200重賞は、

すべて今回グリューネグリーンに騎乗する田辺Jでのもの。

これはつまり「今回田辺に乗って勝ってもらいたい」という厩舎のサインに見えます。

(重賞を勝たせていますが、Mデムとは相性が良くないと感じていたので、

この乗り替わりはプラスに感じています。)

※ついでに、クリールカイザーAJCC勝ちも6枠12番と外目の枠でした。

 

そして血統。

母系は半兄が中山2200重賞2勝なのでもちろん良いですが、

父のラブリーデイも自身が中山金杯宝塚記念を制している急坂巧者で、

代表産駒のゾンニッヒも中山は大得意。

 

ラブリーデイは全弟のボッケリーニも中山巧者で、

日経賞AJCCで複数回好走。

産駒のグリューネグリーンも中山×非根幹のこのコースは、

向いている公算がかなり高いと見ます。

 

ということで、次にいつ本命にできるか(AJCC?笑)わかりませんので、

セントライト記念の本命はここで乾坤一擲の激走を期待したいグリューネグリーン。

 

 

◯ソールオリエンス

説明不要のキタサンブラックの傑作。

猫のようなフットワークで確実に伸びてくる。

調子も良さそうで。

 

▲レーベンスティー

今回バチバチに仕上げられていて、ここ目標が明白。

この馬は母父のテイオーにクリソツですが、

父の種牡馬ポテンシャルとこのレースへの適性がいまいちな分、

評価を下げ。

 

△ドゥラエレーデ

UAEダービーからダービーにでて、3歳で宝塚記念に挑戦してしまうあたり、

昔の名馬っぽくて大好きなんですが・・・笑

こういう馬はもっと人気が落ちてから本命にしたいので、

有馬記念あたりで全力で買いたいかな、と。

 

△セブンマジシャン

今回権利をなんとしても取りたい一頭でしょうが、

そもそも実力に疑問符。

人気がなければ。

 

☆アームブランシュ

キズナ×キンカメという配合はこのコースで超不気味ですが、

実力不足と馬格が小さいので3着に入れるかどうか?という感じで抑え評価。