◎サリエラ
京都の2200は前半ゆったりと入って、
坂の上りと下りをこなして温存した末脚を4F持続させるというやや欧州的な適正が問われるコース。
今年も逃げ馬らしい逃げ馬が不在で、
前走逃げざるを得なかったディヴィーナが、
抑えながら行くのかな？というメンバー。
スローからの上がり勝負が予想されます。
サリエラは前走新潟記念で負けて人気落ちですが、
その新潟記念は牝馬、小柄な馬には全く向かないレースで、
かつ内枠も仇になり調子も落ちていたという理由が明確な敗戦。
全姉サラキアも外枠でG1を連対したように、
外枠に入り小柄なディープ産駒らしい末脚が活きる舞台に変われば巻き返しは必至。
血統的にもディープ×ドイツ血統という欧州的な要素の強い配合で、
レースコンセプトにもピッタリな上にマーカンド騎手への乗り替わりも相性面でプラスだと見ています。
◯アートハウス
8ヶ月ぶりの実戦というのは確かにネックですが、
その分人気落ちしているので対抗まで。
この馬自身は休み明け得意で、
しっかり仕上げる中内田なので、馬券内なら。
中山牝馬Sの57キロ背負ってスルーセブンシーズ（54キロ）に僅差は実力の証で、
今回は輸送もなし。
ロベルト系ではスノーフェアリーが圧倒的なイン突きで連覇。
この馬も番手につけて、直線入口から早々に他馬を引き離せればラチ沿いでしぶとく粘れそうです。
テン乗り、先行上手い鞍上との相性も良さそう。
▲ブレイディヴェーグ
△ルージュエヴァイユ
ドイツ血統。祖母は凱旋門賞馬。
父がジャスタウェイの分で、
サリエラより低い評価に。
